お年玉で買えるカナル型イヤフォン特集
ダイナミック型に変わったアルティメットイヤーズのミドルクラス 「UE400」
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
アルティメットイヤーズはこの冬、ハイエンドの「TripleFi 10」をのぞくほぼすべてのモデルをリニューアル(または一部改良)した。そのうちミドルクラスの新製品である「UE400」は、先代にあたる「Super.fi 4」がバランスド・アーマチュア型ドライバーを採用していたのに対し、新たにダイナミック型をチョイス。サウンドバランスの改善とともに再生周波数帯域の拡大などが図られた。
イヤフォン本体は、デザインの見直しにより小型軽量化され、装着時の負担低減も推し進められた。またケーブルには絡みづらいフラットタイプを採用するなど、ユーザビリティーに関してもいろいろな配慮がなされている。
ユーザビリティー
かなり小型のイヤフォン本体、そしてフラットタイプのケーブルには本体近くにデザインプリントを施すなど、スタイリッシュさを意識した外観デザインを持つ。しかし実用性も高く、ケーブルは前評判通りほとんど絡むことがないし、小型ボディは装着感も軽快そのもので大変使いやすい。
またY分岐より先はケーブルのタッチノイズがほとんど伝わってこないのも好印象(本体近くを触るとさすがにあるが)だ。イヤーピースが「XXS」から5サイズ用意(低反撥ポリウレタンフォームも1つ同梱されているので計6個)してくれている点もうれしい。音漏れもほとんどない。
ただしエージングにはある程度時間がかかりそうだ。2日ほどピンクノイズで慣らしを行ったが、中域のヌケがまだ完全とはいえず、100Hzあたりの強調が目立ちすぎるバランスは払拭できなかった。ただしこれは時間とともに解決するレベルだと思うので、それほど心配する必要はないだろう。
サウンドの特長
アルティメットイヤーズにとって、バランスド・アーマチュア型だのダイナミック型だのというドライバー形式の違いはそれほど関係ないのかもしれない。ステージ用イヤーモニターと同じエンジニアが音作りを行ったというサウンドは、ダイナミックで抑揚感に富んだ演奏を披露してくれる。解像度は価格相応、S/N感もそれほど良好ではないものの、中域から高域にかかる素性が良いためか、女性ボーカルがとても伸びやかで、かつ各楽器もきちんと分離して聴こえる。ひずみ感の少ないストレートな中高域表現とも相まって、演奏のリアリティーはかなり高い。
いっぽうで高域はモニター系ならではのクリアさを持ち合わせているものの、どちらかといえば柔らかめの表現。ジャズピアノの強いタッチも、高音が痛々しくならないのは好感が持てる。低域のノビも充分、量感は少し大げさな気もするが、騒音レベルの高い場所ではこういったバランスの方がより音楽に埋没できるだろう。
| 音質評価 | |
|---|---|
| 解像度 | (粗い-○---きめ細かい) |
| 帯域幅 | (ナロー--○--ワイド) |
| 帯域バランス | (低域重視-○---フラット) |
| 音色傾向 | (ウォーム--○--クール) |
| メーカー | アルティメットイヤーズ |
|---|---|
| 製品名 | UE400 |
| 型式 | ダイナミック型 |
| 音圧感度 | 105dB/mW |
| 再生周波数帯域 | 20~1万7000Hz |
| インピーダンス | 16オーム |
| コード長 | 1.22メートル |
| プラグ | 3.5ミリステレオミニプラグ |
| 価格 | オープン |
| 関連リンク | 製品情報(ロジクール) |
今回の特集で取り上げるカナル型イヤフォン
- ヴォーカルに最適化された低価格モデル、TDK“CLEF-P VOCAL Tuning”
- ホーンスピーカーの理論を応用、ファイナルオーディオ“Piano Forte II”
- 逆転の発想がもたらしたピュアなサウンド、JVC「HA-FXC71」
- カジュアルに使えるクリプシュサウンド、“Image S3”
- まさにスポーツ仕様、ゼンハイザー「CX310 by adidas Originals」
- 手作業によって生み出される上質なサウンド、ソニー「MDR-EX510SL」
- わずか3グラムの快適モニター系イヤフォン、AKG「Q350」
- ダイナミック型に変わったアルティメットイヤーズのミドルクラス、「UE400」
- 上位機譲りのクリアでダイレクトな音、シュアー「SE315」
- 特集トップページに戻る
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
10
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR