AirPlay対応
パイオニア、ネットワーク機能を充実させた7.2ch AVアンプ「VSA-LX55」
パイオニアは6月7日、ネットワーク機能および音質と出力を向上させたAVアンプ「VSA-LX55」を7月中旬に発売すると発表した。価格は15万円。
DLNA1.5に準拠した「Home media Gallery」機能を搭載。有線、無線どちらのネットワークでも音楽ファイルの再生やインターネットラジオ(vTuner)などを利用できる。加えて、iPhoneやiPad、PC内のiTunesライブラリーの音楽コンテンツを再生できる「AirPlay」にも対応しているほか、専用アプリやダイレクト接続など、多くの連携機能を備えた。
本体は同社独自の「アドバンスド ダイレクト エナジー デザイン」思想に基づく設計により、アース電位を安定させる「アドバンスド クリーングランド構造」の採用や新設計の低重心化、高剛性構造による制振性の向上、アナログ/デジタル回路用電源をそれぞれ独立させて相互の影響を排除する「アドバンスド インディペンデント パワー サプライ」が導入されている。さらに、アンプ部には「位相保障コイル」を自社開発、生産するなどパーツにもこだわった。加えて全ジッター特性や位相ノイズを抑える「ジッターリダクションプラス回路」を搭載している。
オーディオ再生における機能としては、各チャンネルから再生される音声のズレや異なる位相特性をAVアンプ側で測定および補正をする「フルバンド・フェイズコントロール」を装備。加えて、新開発の「フェイズコントロールプラス」は、コンテンツに収録されている低減効果音(LFE)のズレを補正、音質バランスを改善するという。
また、理想的な音場を自動で設定する同社独自の3次元自動音場補正システム「Advanced MCACC」機能や、DVD/BDのマルチチャンネル再生時にHDMIでのジッターレス伝送を可能とする「PQLS ビットストリーム」機能を搭載。加えて、128kbps以下の圧縮データの音質を向上させる新開発の「オートサウンドレトリバー」機能およびBluetooth経由でワイヤレス伝送されたオーディオデータを補正し、ノイズ除去を行う「S.R AIR(サウンドレトリバーエアー)」機能といった低音質データの補正機能も備えた。
ビデオ再生では、前述の「Advanced MCACC」によって計測された視聴距離をもとに画質の色調やコントラスト、ディティール感などを接続したディスプレイの特性に合わせて自動調整する「アドバンスドビデオアジャスト」機能や、ストリーミングコンテンツをはじめとした、低転送レートの映像再生時に発生するブロック/モスキートノイズを低減する「ストリームスムーサー」機能などの新開発の技術を導入したほか、ハイビジョン映像のノイズを抑える「トリプル HD ノイズリダクションシステム」も採用している。
加えて、24fps映像の質感を忠実に再現するという「P.C.24p(Precise Conversion for 24p」を搭載し、市販のDVDディスクだけではなく、録画したディスクも1080/24pで出力ができる。そのほか、性能の良いデジタルビデオコンバーターを搭載しており、アナログ入力のHDMI出力だけではなく、SD画質の映像を1080pまでアップスケーリングおよびI/P変換することが可能だ。
ホームシアター用途としては、3Dコンテンツの奥行き感を再現する新音場機能「バーチャルデプス」を搭載。仮想ハイトスピーカーにより縦方向の立体感を出す「バーチャルハイト」機能、および仮想サラウンドバックスピーカーにより前後の移動感や奥行き感を向上させる「バーチャルサラウンドバック機能とあわせると、実際に接続している5.2chスピーカーで、最大11.2chの仮想音場を構築することが可能だ。さらに、「ワイドサラウンド」機能を重ねれば、最大13.2chまでの仮想音場を楽しめる。
また、「ダイヤログ(セリフやボーカル)・重低音・サラウンド感」のバランスをどの音量でも自動調整する「オプティマス サラウンド」モードを装備しており、大音量で再生する映画館などの環境に最適化されているコンテンツを、ホームシアターでも理想的なバランスで視聴できるという。
設定や操作をサポートする「AVナビゲーター」機能も搭載。同梱(どうこん)するCD-ROMをPCへインストールすれば、接続や音場補正などの初期設定の手順を確認できるほか、インストールしたPCが本機と同ネットワーク上にある場合は、PC上で取扱説明書の各機能を選択するとAVアンプの該当機能が連動して立ち上がる「取説連動」機能などを利用できる。
HDMI入力×7および出力×2のほか、音声入力はデジタル(光)×3、デジタル(同軸)×2、アナログ(オーディオ)×1、アナログ(AV系)×4で出力は7.2ch×1、デジタル(光)×1、マルチゾーン用×2。映像入力はコンポジット×4、コンポーネント×2で出力はコンポジット、コンポーネント、マルチゾーン用を各1系統備える。
各チャンネルの最大出力は190ワットで、周波数特性は5~10万Hz。サイズは435(幅)×185(高さ)×441(奥行き)ミリで重量は14キロ。イルミネーション付き学習リモコン、セットアップマイク、CD-ROM(AVナビゲーター)、動画入力対応iPod/iPhone/iPad専用USB接続ケーブルが付属する。
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