自家発電ミニカーやタブレットも――おもちゃにも世相反映
日本玩具協会は6月14日、「日本おもちゃ大賞2011」の受賞商品を発表した。全308商品の応募商品の中から、タッチパネルを搭載したスマートフォン風のおもちゃや自家発電式の“ハイブリッドミニカー”など、世相を反映したおもちゃが多く受賞した。
子どもの知育・教育に役立つ玩具を選ぶ「エディケーショナル・トイ部門」では、アガツマの「アンパンマン タッチであいうえお教室 キッズタブレット」が大賞になった。
タブレットという名の通り、本体に静電容量式タッチパネルを搭載。子どもは画面を軽くタッチすることで、音声を出して50音や数字を学んだり、「ピアノ遊び」や「打楽器遊び」などの音遊びをしたりできる。スライドタッチにも対応しているという。
体の不自由な子どもとそうでない子どもが一緒に遊べる配慮が施された玩具が選ばれるという「共遊玩具部門」では、「トミカプリスクール ゆびコン シリーズ」(タカラトミー)が大賞を受賞した。“スマートフォン風”というタッチパネル式コントローラを搭載し、タッチ操作により遠隔操作でミニカーをコントロールできる。
また同部門では、前後に動かすことで発電し、電池不要で光ったり音を鳴らしたりできる“ハイブリッドミニカー”の「エコロ」が優秀賞を受賞した。開発したメガハウスによると、搭載している特許申請中の発電ユニットは発電効率が高く、子どもの力でも簡単に発電できるとしている。
その他、非接触型ICのRFIDチップを搭載したおもちゃや「実空間を釣り場に変える」というARモードを搭載したおもちゃなど、最新のIT事情を押さえたおもちゃが多数受賞した。
日本玩具協会 見本市委員会の伊吹文昭専門委員によると、「今年のおもちゃ業界のトレンドは『エコ』『3D』『スマートフォン・タブレット型』『スカイツリー』『(新幹線と小惑星探査機の)2つのはやぶさ』の5つ」だという。
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