Adobe、「Flash Media Server 4.5」でiOSへのFlash動画配信を可能に
米Adobe Systemsは9月8日、オランダのアムステルダムで開催中の放送機器関連展示会「IBC 2011」において、Flash動画のストリーミング配信サーバソフト「Flash Media Server 4.5」を発表した。新バージョンで、米AppleのiOS端末(iPadおよびiPhone)に対応した。
Flash Media Serverは、ライブおよびオンデマンドでのストリーミング動画配信を可能にするサーバソフト。米Disney.comや先ごろ日本でもサービスを開始した米Huluなどのコンテンツサービス大手も採用している。また、米Amazon.comと提携し、AWSでの提供も行っている。
バージョン4.5で、Adobe Flash Playerに対応する端末(PCやMac、Android、BlackBerry)に加え、Flash非対応のiOS端末への配信が可能になった。iOS向けにはサーバ側でFlashコンテンツを「HTTP Live Streaming(HLS)」フォーマットに変換して配信する。このほか、メディアをオンデマンドでパッケージ化することで、1回のエンコードで複数のプラットフォームに配信できるようになり、コンテンツ保護機能も統合された。
Flash Media Serverには「Streaming Server」「Interactive Server」「Enterprise Server」の3種類があり、価格は個人およびSOHO向けのStreaming Serverが11万5500円から(アップグレード版は2万9000円から)。Adobeのオンラインストアから購入できる。
Adobeは同日、コンテンツ保護ツール「Adobe Flash Access 3.0」も発表した。同ツールで保護したコンテンツをAdobe Flash PlayerやAdobe AIRアプリケーションに配信することで、セキュリティを確保してFlashコンテンツを再生できるという。また、サブスクリプションやレンタルなどの多様なコンテンツ提供モデルに対応する使用権管理機能を備える。
バージョン3.0で、Android搭載のタブレットとスマートフォン、BlackBerry端末などのモバイルに対応した。また、クラウドベースのデジタル著作権ロッカーシステム「UltraViolet」と互換になり、ユーザーは仮想ビデオライブラリを作成し、複数の端末でこれらを利用できるようになる。
Flash Access 3.0は、今四半期(9~11月期)中に予定されている「Adobe Flash Player 11」および「Adobe AIR 3」のリリースに合わせて発売の見込み。ユニット当たりのCPM価格で提供される。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
【復旧】auで大規模障害 全国で通話・データ通信しづらい状態 緊急通報にも影響
-
4
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
5
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
6
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
7
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
8
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
9
Discord、公開サーバの会話をGoogle検索などの対象に プライバシーへの懸念も
-
10
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR