富士フイルム、高級志向「X」シリーズを定義 高倍率機やミラーレスも投入
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富士フイルムは10月5日、高級志向コンパクトデジタルカメラ「X10」の発表会を行い、新製品を含む高画質・高級志向のデジタルカメラ製品を「FUJIFILM X」シリーズとして展開していく意向を示した。
同社代表取締役社長 CEOの古森重隆氏は今年3月より販売されたX100について、販売開始後半年で約7万台を販売、現在もバックオーダーを抱えており、年内には10万台に届くだろうと成熟化の進むデジタルカメラ市場でも高級志向製品の伸びは顕著であると強調する。新製品のX10についても、X100の流れをくむ製品と紹介した。
高級志向の「X」シリーズには固定焦点レンズにAPS-Cサイズセンサーを搭載した「X100」、新発表された4倍ズームレンズに2/3型センサーを搭載する「X10」のほか、26倍ズームレンズにEVFを備えた高倍率ズーム機「X-S1」を年内に投入する。また、既報の通り、レンズ交換式のミラーレスカメラもシリーズに加わる予定だ。
ミラーレスカメラについては「フルサイズセンサー搭載機に匹敵する画質」「一眼レフの牙城を意識」と断片的にしか語られなかったが、高倍率ズーム機「X-S1」については参考展示が行われた。
X-S1はX10と同サイズとなる2/3型 EXR CMOSセンサーを搭載し、26倍ズームレンズを搭載した高倍率ズーム機。ボディデザインは、レンズ交換のできない一眼レフ、いわゆるネオ一眼のスタイルが採用されている。
展示されていた機体はあくまでも参考展示機体であり、製品化に際しては細部の変更が行われる可能性もあるが、レンズには「24」「48」「80」「105」と焦点距離とおぼしき数値が刻まれており、26倍ズームであれば焦点距離は24~864ミリになると思われる。
マニュアル操作を強く意識したモデルになるようで、モードダイヤルにはP/A/S/Mのほかプリセット登録用となるであろう「C1」「C2」「C3」の文字も見える。電子式ビューファインダーの左にはEVF/LCDの切り替えボタンが用意されるようだ。
なお、X10については俳優の本木雅弘さんがCMキャラクターを務める。本木さんはX10について「メカには弱いのですが、そのたたずまいに引き込まれました」と存在感に魅了された様子だった。どんな写真を撮りたいかとの質問には、義理の父である内田裕也さんが「独自の時間に生きている人」なので、孫と祖父の写真を撮りたいと答えていた。
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