2012 International CES
ミラーレスと呼ばないで欲しい――「FUJIFILM X-Pro1」とは何か(2/4 ページ)
新マウント「Xマウント」とそれに最適な「フジノン XFレンズ」も開発した。当初は「XF18mm F2R」「XF35mm F1.4R」「XF60mm F2.4R Macro」と3本の単焦点レンズを用意する(35ミリ換算での焦点距離はそれぞれ27ミリ/53ミリ/91ミリ相当)。広角からポートレートまで幅広い被写体をカバーし、「まずは単焦点でレンズの高画質を楽しんでもらいたい」考えだ。
これらレンズは後玉が大きくなっており、後玉とセンサーまでの距離であるバックフォーカスが短い。これによってレンズを通した光の情報をダイレクトにセンサーに渡せ、多くの光がセンサーに取り込まれるようにしたという。絞り羽根はXF60mmのみ9枚で、あとは7枚。モールド羽根絞りを使い、内面反射を少なくしたほか、カーブも微妙に変えて、円形になるように羽根の形も工夫したそうだ。
この3本に加え、超広角の「14mm」、ズームレンズの「18-72mm F4.0 IS」を今年中に出す予定。14mmレンズはマニュアルフォーカスを重視し、距離指標を搭載しているという。さらに2013年には、「28mm F2.8」のパンケーキレンズ、「23mm F2.0」の単焦点レンズ、F4通しの望遠ズームレンズ「70-200mm F4.0 IS」、広角ズームの「12-24mm F4.0 IS」も投入し、今後2年間で9本のレンズラインアップに拡充する。ただし、焦点距離とF値は、今後市場の声を聞きながら決定するという。
Xマウントは短いバックフォーカスを実現するためのマウントで、厚みを減らし、後玉がマウント内に入り込むような構造となっている。フランジバックは17.7ミリと短く、ボディの薄型化、マウントアダプタの作成、レンズの制作にも有利な仕様となっている。マウントアダプタに関しては、ライカMマウントアダプタを自社開発する予定だが、マウントの仕様に関しては公開しない方針で、「リクエストがあれば考えていきたい」とのこと。また、XマウントはAPS-Cサイズセンサー用のマウントで、フルサイズセンサーの搭載はできないそうだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
10
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR