「auのiPhone、本命だよね」 田中社長、「ソフトバンクを追い抜いた」
「3、2、1……!」――9月21日午前8時、東京・原宿の「KDDIデザイニングスタジオ」で、KDDI版「iPhone 5」が発売された。田中孝司社長は「史上最強のiPhoneをエンジョイしていただければ」と話し、最初の購入者は「本当に光栄です」とうれしそうに語っていた。
同店舗では予約者のみへの販売だったためアップルストア銀座のような購入待ちの行列はできなかったものの、発売後はアップルストアさながら店員と購入者との“ハイタッチ”も見られる盛り上がりぶりだった。
購入一番乗りは、都内在住の男性・フジタニさん。事前に予約していたため「結構ぎりぎりに来ました」としつつ、田中社長からiPhone 5、CMキャラクターの剛力彩芽さんから限定版iPhoneケースをそれぞれ手渡されると「本当に光栄です。すごくうれしいです」と笑顔を見せていた。
田中社長は、KDDI版iPhone 5の強みを発売前に改めて説明。中でもLTE対応については「都心部で結構できてる」「ぜひいろいろなところで(スピードを)測定していただければ」と自信を見せた。「わたしもおととい(iPhone 5を持って)山手線に乗りましたが、結構いろんなところで(LTEが)“吹いていて”、楽しい思いをしました」(田中社長)
また、同社のiPhoneとして初めて対応する3Gの高速通信サービス「WIN HIGH SPEED」についても説明。「3G通信も速いですね。新しい帯域を使い始めているので、本当に気持ちいいです。昨日からうちの(社員)も使い始めていますが、『げろげろ』って感じで、本当に速いです」(田中社長)
「テザリング対応」については、「テザリングは実は世界の95%くらいのキャリアが既に対応している。こうしたiPhone 5の機能をみなさんに使っていただきたいということで、最初から入れております」と田中社長。「世界標準ですから、買ったその日から楽しんでいただきたい」
KDDIに“後追い”する形で19日にテザリング対応を表明したソフトバンクに対しては「孫(正義)さんが急きょ対応すると発表しましたが、われわれは強い思いで準備をやってきて、やっとソフトバンクを4カ月追い抜いた。われわれのiPhoneのほうが最初にできたのかなと思っております」と胸を張った。
このほか、公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」への対応や、メール機能の強化、定額制でコンテンツを楽しめる「auスマートパス」対応(当初はWebサービスのみ)といった強みを説明。「史上最強のiPhoneをエンジョイしていただければ」と購入者にアピールした。
「スタートする前のわたしの最初の思いをお伝えしますと、“auのiPhone、本命だよね”――そんなふうに思っております」(田中社長)
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