光学30倍を気軽に楽しむ、クラシカルスタイルデジカメ「DSC-HX50V」(2/3 ページ)
露出補正ダイヤルの使い勝手
外観上の大きな特徴となっている露出補正ダイヤルだが、本製品における露出補正と撮影モードとの関係はちょっとだけ分かりにくいかもしれない。
ダイヤルによる露出補正は基本的にP/A/S/Mのマニュアル系撮影モードのみ有効で、フルオート系撮影モードとシーンセレクトでは無効。ただ、フルオート系撮影モードでも、おまかせオート/プレミアムおまかせオートならば、露出補正そのものは背面十時キー下から呼び出す「マイフォトスタイル」から行える。
おまかせオート/プレミアムおまかせオートは被写体認識や重ね合わせなどをカメラ任せにできる便利な撮影モードだけに、これら撮影モードで露出補正ダイヤルが機能しないのはちょっともったい。おまかせオート/プレミアムおまかせオート時の露出やホワイトバランス調整などをマイフォトスタイルからの操作に集約することで、操作性の向上を狙ったと思われるが、露出補正ダイヤルは使いやすく目立つ位置にあるだけに、フルオート撮影でも使いたかった。
撮像素子は1/2.3型 有効2040万画素“Exmor”CMOSセンサーで、ISO感度はISO80からISO12800まで。ISO感度はISO12800まで上げられるとはいえ、ISO6400/ISO12800はいわゆる重ね合わせ処理――正確には撮影時に画素加算によって感度を上げた画像サイズの小さな写真を撮影し、そこへノイズ低減と全画素超解像による画素数復元を行い、ISO感度の高い画像を作り出す処理――を経る。
ISO感度を変えながら撮ってみると分かるが、ISO3200を超えると等倍表示にしなくともザラツキが目立つ。ISO3200以上については緊急避難的な使い方になるだろう。
普及価格帯のコンパクトデジカメでは虹彩絞りではなくNDフィルターによる光量調整を行う場合も多いが、新製品では撮影モードダイヤルに「A」(絞り優先)の項目が設けられたことから分かるよう、5枚羽根による虹彩絞りを備えており、7段階(F3.5/4.0/4.5/5.0/5.6/7.1/8.0)に絞り値の調整が行える。1/2.3型というセンサーサイズもあり、開放まで絞りを開けてもクッキリと背景をボカすまでには至らず、F8以上に絞ることもできないので、使いどころが難しいかもしれない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
10
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR