“墨色”の新色も登場
「ハイエンドの音がする」、オラソニック“NANOCOMPO”にアンプ上位モデル「NANO-A1」
Olasonic(オラソニック)ブランドのオーディオ機器を販売する東和電子は10月16日、バイアンプやモノラルでの使用も可能なステレオアンプ「NANO-A1」を正式に発表した。11月下旬から販売を開始する。価格は7万3500円。また、全ラインアップに新色「シルキーブラック」を追加することも発表した。
「NANOCOMPO」(ナノコンポ)シリーズは、CDケース3枚分という小さなボディーに本格的な機能を詰め込み、PCとの親和性が高い「これからのオーディオ機器」(同社の山本喜則社長)。現在は、USB-DAC内蔵のプリメインアンプ「NANO-UA1」とCDトランスポート「NANO-CD1」、192kHz/24bit対応DAC兼プリアンプ「NANO-D1」がラインアップされており、新製品の「NANO-A1」は「NANO-D1」との組み合わせを想定したパワーアンプという位置づけ。手軽な「NANO-UA1」に対し、より本格的なシステム構築を可能にする。
NANO-A1は、米TIの「TPA3118」を採用したデジタルアンプで、1.2MHzという高速なスイッチング周波数でドライブ。また大容量のキャパシターを使用する独自の電源供給方式「SCDS」(Super Charged Drive System)により、省電力ながら大きな出力を取り出せる。「バッテリーオペレートに近い動作とし、数値では表せない瞬発力にあふれたスピーカー駆動を実現した」(同社)。
こうした基本的な仕様は「NANO-UA1」と共通だが、パワーアンプという役割に特化した「NANO-A1」には、出力の向上に加えてユニークな機能とこだわりの仕様が盛り込まれた。出力は56ワット+56ワット(4オーム時)とNANO-UA1の倍以上(いずれもダイナミックパワー)。またACアダプターの接続部には、航空機などにも採用されているスイスLENO社の「LEMOコネクター」を採用して信頼性を向上させている。
LEMOコネクターは、独自のロック構造を持ち、「ケーブルを引っ張っても外れないが、コネクター部分を持って引けば外れる」というもの。「音は別として、信頼性に対するこだわりの部分だ」(山本氏)。また、AC電源ケーブルには3Pインレットタイプを採用しており、ケーブル交換による音の変化も楽しめるという。なお、入力はアナログRCA1系統となっている。
より大きな特長は、NANO-A1が基本となる「ステレオ」駆動に加え、背面のスライドスイッチを切り替えるだけで、「バイアンプ」モード、および「モノラル」モードに変更できること。「例えば、NANO-A1を2台購入してよりハイパワーのステレオ駆動にしたり、AVアンプのプリ出力に接続してパワーアンプとして活用できる」(同氏)。
“墨色”が登場
今回の発表に合わせ、新色「シルキーブラック」が登場した。ボディーのうち、ホワイトの部分をブラックにしたほか、底面や脚部も黒くなっている。一方、ボリュームノブを含む操作部や「NANO-CD1」の液晶パネルなどに変化はない。価格もそのままだ。「シルキーブラックは、いわゆる“墨色”。漆黒とは違い、濃いグレーと言ったほうが良いかもしれない」(山本氏)。
またオラソニックでは、NANO-A1の発売を記念して、「高音質USBケーブル 試聴用4本セット」プレゼントキャンペーンを実施する。10月16日〜2014年1月15日の期間中、NANOCOMPO(すべての製品が対象)を購入した人を対象にAIM、SUPRA、WIREWORLD、Zonotoneの特製USBケーブル(20センチ)をプレゼント。既に実施中の「縦置きスタンドプレゼント」と、いずれか一点を選択できる。詳細はキャンペーン告知ページを参照してほしい。
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