Google、検索とYouTube広告が好調で2桁台の増収増益
米Googleが7月17日(現地時間)に発表した2015年第2四半期(4~6月期)決算は、売上高は前年同期比11%増の177億2700万ドル、提携企業に支払う手数料(TAC)を除く実質売上高は143億5000万ドル、純利益は17%増の39億3100万ドル(1株当たり4.93ドル)の増収増益だった。非GAAPベースの純利益は18%増の48億2900万ドル(1株当たり6.99ドル)だった。
売上高はアナリスト予測とほぼ同じ、非GAAPベースの純利益はアナリスト予測の1株当たり6.70ドルを大きく上回った。
5月に同社のCFO(最高財務責任者)に就任したルース・ポラット氏は発表文で、「この好業績は、主力の検索事業の、特にモバイル検索の好調とともに、YouTubeやプログラマティック広告の成長を反映したものだ」と語った。
検索と連動した広告の伸びを示すペイドクリック数は18%増加。Googleサービスのペイドクリックは30%増だったが、パートナーサイトのペイドクリックは9%減だった。
モバイル端末の普及で下落が続いているクリック単価(CPC、クリックごとに広告主がGoogleに支払う単価)は4%のマイナスだった。
業績発表後の電話会見でポラットCFOは、CPCの減少はYouTubeのTrueView広告の好調を反映したものだと、第1四半期業績発表でのパトリック・ピシェット前CFOと同じ説明をし、さらに、モバイルでのCPCは増加しており、モバイルとデスクトップとのギャップは狭まってきているとも語った。
トラフィック獲得経費(TAC)は33億7700万ドルで、広告売上高の23%を占めた。
広告以外からの売り上げ(Google Playのアプリやハードウェア、Google for Workなど)は17%増で、売上高全体に占める割合は1割だった。
同四半期末時点の正社員数は、前期より1729人増え、世界で5万7148人。
電話会見では、YouTubeの広告についての質問が多かったが、CBO(最高業務責任者)のオミッド・コーデスタニ氏は具体的な収益などについては触れず、YouTubeに直接アクセスするユーザーが増えており、平均視聴時間は40分以上(恐らく1日当たり)だと語った。
同社は新CFOになっても従来通り、業績予想は発表しなかった。
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