USB DAC内蔵
11.2MHzのDSDと384kHz/32bitのPCM再生に対応! デノンのSACDプレーヤー「DCD-SX11」
デノンは9月1日、SACDプレーヤー「DCD-SX11」を発表した。2013年8月21日に発表したフラグシップモデル「DCD-SX1」をベースにしているが、アッパーミドルクラスという位置付けだ。新たに11.2MHzのDSD再生と384kHz/32bitのPCM再生に対応する。価格はオープンで、実売想定価格は36万円(税別)。10月中旬に発売する。
同日発表したプリメインアンプ「PMA-SX11」と合わせて利用可能。両モデルともに福島県の白河工場で熟練工が製造しており、デノン担当者は「SX1をベースにしているが、中身は大幅に進化した。繊細な音や空気感を味わってほしい」と話す。
ビット拡張&データ補完技術の「Advanced AL32 Processing」や「DACマスター・クロック・デザイン」を始め、ドライブメカ、USB-DACなど内部構造はほぼ新規に開発した。新世代のUSB-DAC制御デバイスを搭載し、11.2MHzまでのDSDと384kHz/32bitまでのPCM入力信号に対応する。ASIOドライバーによるネイティブ再生とDoP(DSD over PCM Frames)もサポート。PCのクロックを使用せず、本機のマスタークロックで制御することでジッターフリーを実現した。PCからのノイズをカットするため、信号ラインをアイソレーターで遮断する機能も引き続き搭載する。
「Advanced AL32 Processing」は、384kHz/32bitまでのPCM入力に対応した「Advanced AL32 Processing Plus」に進化。44.1kHzを16倍、192kHzを4倍、384kHzを2倍にオーバーサンプリングすることで、より滑らかな波形を再現する。
新開発のドライブメカは、ステンレスと銅板を組み合わせて剛性を強化したトップパネル、アルミダイカストトレイ、厚さ1.6ミリのスチールメカベースなどを搭載し、制振性の向上と共振点の分散化を図った。メカは低重心設計でシャーシは4層構造を採用。内外部からの振動に強い構造となる。
DAC部は、DACをマスターとして周辺回路にクロック供給することで、デジタル回路を高精度に動作させる「DACマスター・クロック・デザイン」をブラッシュアップした。位相雑音を大幅に削減する新開発のクロック発振器「Dual Clock」は、値が高いほど雑音を下げるという水晶原石Q値を180万から300万まで引き上げた。44.1kHz/48kHzと音源のサンプリング周波数別にクロック供給を切り替えられる。通常クロックケースに内蔵するセラミックコンデンサーを外付けの超小型フィルムコンデンサーに置き換え、クリアで澄み渡る空間表現とS/N比の向上を実現したという。
アナログオーディオ回路の電源部は、デノンオリジナルの「大容量ブロックコンデンサー」や「高音質電解コンデンサー」、新開発の「メタライズド・フィルム・コンデンサー」など、部品メーカーと共同開発したカスタムパーツを搭載。クリーンかつ安定した電源供給で、エネルギー感と緻密さを両立したとしている。
USB(Type B)のほか、背面にUSB(Type A)を装備。そのほか、光/同軸それぞれ1系統のデジタル入力端子を備える。音声出力は、バランス、アンバランス(コンポジット)、光デジタル、同軸デジタルが各1系統。バランス出力端子は3ピン構造で、3番HOTと2番HOTを切り替えられる。
本体サイズは434(幅)×137(奥行き)×404(高さ)ミリ、重量は21.4キロ。アルミ製の専用リモコン、音声ケーブル、電源ケーブルなどが付属する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
8
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
9
「ランジェリーパープルじゃない」「買おうと思ってたのに」 iPhone 18 Pro/Pro Maxの色に落胆の声
-
10
松本デジタル相、24.6万件漏えい可能性について説明 「既知の脆弱性を対応前に悪用」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR