熊本城の修復に30億円 日本財団が寄付

 日本財団は4月19日、熊本地震で大きな被害を受けた熊本城の修復費用として30億円を寄付すると発表した。同財団の緊急支援策第1弾の一環。

 熊本城は17日現在、大天守の屋根瓦やしゃちほこが落下したほか、城内13カ所の石垣が崩落。国指定重要文化財の「長塀」「東十八間櫓」「不開門」なども半壊した。熊本城総合管理事務所によると「修復には5~10年、あるいは20年かかる」という。

 熊本城の修復費のほか、緊急対策支援金2億円、ボランティア活動支援10億円、家屋損壊などに対する見舞い金20億円、事業再建資金のための融資制度の創設に30億円――など、計90億円以上を用意し、被災地支援を行う。

 同財団の笹川陽平会長は「熊本城の修復・再建は重要なテーマ。数字を明示したことで、募金活動に対する関心が高まり、30億円がその一助になれば」とコメントしている。

photo 震災前の熊本城
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