Microsoft、Windows 10へのアップグレード通知画面を改善し“お断りボタン”を追加
米Microsoftが、Windows 7/8.1からWindows 10への無償アップグレードのプロセスを改善する。オペレーティングシステム担当エグゼクティブ バイスプレジデントのテリー・マイヤーソン氏が6月28日(現地時間)、米ZDNetをはじめとする米メディアに声明文を送った。
次回のWindows Updateから、表示するポップ画面のボタンを、「今すぐアップグレード」「時刻を指定」「無料アップグレードを辞退する(Decline free offer)」ボタンに変更する(現在は「今すぐアップグレード」「今夜アップグレード」「時刻を指定」の3択で、キャンセルボタンはなかった)。
また、数週間前から右上の赤い[×]をクリックするとアップグレードを承諾したことになっていたが、変更後は従来の意味であるポップ画面の非表示に戻る。その場合はアップグレードをキャンセルしたことにはならず、数日後にポップ画面が再表示される。
Microsoftはこの変更を「顧客からのフィードバックを受けて実施した」と語った。マイヤーソン氏は「7月29日に無料アップグレードが終了するまでに、すべての顧客にWindows 10へのアップグレードを推奨する。何千人ものエンジニアがWindows 10を最も安全なWindowsにするよう取り組んできた。顧客の皆さんにアップグレードしてWindows体験を向上していただきたい」と語った。
7月29日を過ぎると、アップグレードは有償になる見込みだ。Windows 10のMicrosoftストアでの販売価格は、「Windows 10 Home」は1万9008円、「Windows 10 Pro」は2万7864円(いずれも税込み)だ。
Windows 10への無償アップグレードについては、プロセスが分かりにくく、意図せずアップグレードしてしまうというトラブルの報告が多い。米国ではこうした望まないアップグレードの結果、PCが使えなくなったとするユーザーがMicrosoftを提訴し、Microsoftが1万ドル(約100万円)を支払ったと報じられた。
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