mineo、「通信の最適化」実施前に説明せず謝罪
ケイ・オプティコムが提供するMVNOサービス「mineo」で、ユーザーが送受信するデータを圧縮するなどしてパケットの総量を減らし混雑を緩和する「通信の最適化」が、事前に説明なく行われているとネット上で指摘が相次いでいる。同社は5月7日、「実施前に説明できていなかったこと、実施後も正式な見解をタイムリーに公表できなかったことを深くおわびします」と謝罪した。4月10日から実施していたという。
トラフィックが一定時間帯に集中すると通信速度が遅くなる恐れがあるため、通信回線を増強する一方、通信の最適化を実施したという。同社は、約款上に「契約者に事前に通知することなく通信利用の制限を行うことがあります」と記載していたが、「情報公開を積極的にしていく企業姿勢として、契約者の方々へ事前説明しておくべき事項だった」と陳謝している。実施内容の詳細は、あらためて報告するとしている。
ネット上では4月末から、同社が事前説明なく通信の最適化を行っていると報告が相次ぎ、「不信感を抱いた」「規約上問題がなくてもユーザーにアナウンスすべき」「解除できるオプションを用意してほしい」といった声が出ていた。
通信の最適化は、送受信する画像や動画のデータを不可逆圧縮するため、ファイルサイズを確認する機能があるスマホアプリでは不具合が生じる可能性がある他、通信データの内容を把握している点で、憲法上で保護されている「通信の秘密」を侵害する恐れも指摘されている。画像や動画の品質も劣化する。
また、送受信するデータを圧縮できないSSL通信の場合、帯域を制限しているとの指摘も上がっているが、同社は7日午後1時現在、説明していない。
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