プログラミング言語「COBOL」がTwitterトレンド入り AWS Lambdaのサポート言語に追加、技術者がざわつく
米Amazon.com傘下のAmazon Web Services(AWS)は11月29日(現地時間)、AWSクラウド上でプログラムを実行できるサービス「AWS Lambda」に、任意のプログラミング言語が使える「Custom Runtimes」を追加した。これを受けて日本のTwitterでは30日(日本時間)、サポート言語に含まれていた「COBOL」がトレンド入りした。
AWS Lambdaはサーバレスでプログラムを実行できるクラウドサービス。サーバの準備や管理が不要で、アップロードしたプログラムの処理が実行された時間だけ料金が発生する仕組み。例えば、海外のニュースメディアではWebサイトに表示する画像を異なるデバイスに合わせてリサイズするような処理で使われているという。
Lambdaがこれまで対応していたプログラミング言語は「Node.js(JavaScript)」「Python」「Java」「C#」「Go」「PowerShell」で、新たに「Ruby」を追加した。さらに、任意のプログラミング言語が使える新機能のCustom Runtimesでは、「Erlang」「Elixir」「COBOL」「N|Solid」「PHP」「C++」「Rust」をサポートする。
この中にある「COBOL」(Common Business Oriented Language)は、1950年代、事務処理システム向けに開発されたプログラミング言語。構文が英語の自然言語に近い特徴を持つ。
より効率的な新言語が登場する中で、“レガシー(遺産)言語”とも冷やかされるが、現在も金融系のメインフレームなど大企業の基幹業務システムで多く使われている。長年に渡り古いシステムを使い続けるのは、改修にかかる莫大なコストに対して見合うメリットが薄いためとされている。だが年々COBOLを習う技術者は減っており、将来は人手不足に陥るとの見方もある。
Twitterでは、COBOLがトレンド入りしたことに対して「なぜ?」という疑問の声とともに、「平成の終わりにCOBOLがトレンド入りとは……」「久しぶりに名前を聞いた」「習ったことのない言語ですね」「IT界の生きる化石」「今も普通にCOBOLで仕事してます」「技術者が足りません!」「まだ金融系で使われていますからね……」といったコメントが寄せられている。
ニュース解説番組「NEWS TV」で記事をピックアップ
ITmedia NEWS編集部がYouTubeでお届けするライブ番組「ITmedia NEWS TV」で、この記事を取り上げています。ぜひ視聴・チャンネル登録をお願いします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
3
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
4
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
7
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
-
8
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
9
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
10
OpenAI、最先端AI開発の減速を検討か アルトマンCEOが社員に説明と米報道
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR