「Spotifyは利益を独り占めしようとしている」 Apple、Spotifyの“締め出し”告発に反論
米Appleは3月14日(現地時間)、音楽ストリーミングサービスのSpotifyが「(Appleは)健全な競争を阻害している」として欧州連合(EU)の執行機関に調査を申し立てた件について、反論声明を発表した。
Spotifyは13日に、Appleによる競合ストリーミングサービスの締め出し行為を調査するよう欧州委員会に要求したと発表。Appleは同社の音楽ストリーミングサービス「Apple Music」の競合アプリがApp Store上で不利になるようガイドラインの改定や30%の手数料の義務付けなどを行っていたと主張していた。
これに対しAppleは、「Spotifyは誤解を招くような表現で動機を隠そうとしている」「App Storeのエコシステムを利用して成長してきたにもかかわらず、その利益をApp Storeに還元することなく独り占めしようとしている」と反論。
アプリのアップデートを妨害されたというSpotifyの主張については、「200回ほどのアップデートをこれまで承認してきたからこそ、App Storeから3億もSpotifyアプリはダウンロードされた」「アップデートの修正は、SpotifyがApp Storeのルールを逸脱しようとした場合にのみ要求していた」と説明している。
手数料については、広告モデルを含む無料アプリには要求しておらず、App Storeのアプリ内課金以外にも課していないとコメント。Spotifyのいう「30%の手数料」については「Appleからアプリケーション開発者に求める唯一の支払い」と位置付けた上で「初年度はSpotifyが言うように30%を課しているが、2年目以降は15%に半減されることをSpotifyは言っていない」と指摘した。
さらには、Spotifyが米著作権使用料委員会から(音楽制作者への)ロイヤリティーの支払いを増やすよう要求され、音楽制作者を訴えたことにも言及。「間違っているだけでなく、音楽業界にとって重要で有害な後戻りだ」と同社を非難している。
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