はやぶさ2が作った人工クレーター、JAXAが写真公開
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4月25日、探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」の表面に金属の塊をぶつけた地点で、人工的なクレーターができていることを確認したと発表した。小惑星への人工的なクレーターの作成は世界初。
はやぶさ2は5日、金属の塊を対象にぶつけて人工クレーターを作る衝突装置をリュウグウに向けて分離していた。今回、金属の塊が打ち込まれた場所を高度約1.7キロの地点から撮影したところ、直径10メートルほどのくぼ地ができていることが分かった。
はやぶさ2は今後、クレーター付近への着陸を試みる。リュウグウの表面物質は、太陽風などの影響で風化が進んでいるが、地下の物質はそうした影響を受けていない。クレーターを作ったことで表面に露出した物質を、はやぶさ2が回収できれば、小惑星の形成過程の解明につながる可能性がある。
JAXAの津田雄一プロジェクトマネジャーは「(クレーターの周囲は)でこぼこが際立っている部分とそうでない部分がある。(着陸は)地形を調べるなどステップを踏んで臨む。直近1カ月で方針を決め、6月末~7月までに実行に移したい」としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR