白木智幸のITフィットネス
パソコンの「GPU」って何のパーツ? “グラボ搭載PC”の存在感が増しているワケ(1/3 ページ)
皆さんこんにちは、白木智幸です。6月に米Appleが発表した新型「Mac Pro」が大きな話題となりました。その見た目もさることながら、映像・音楽制作などのプロ向けマシンとして非常に高性能なコンピュータに仕上がっています。
Mac Proのような高性能PCは、強力なプロセッサ(CPU)とグラフィックスカード(GPU)を共に搭載していることがほとんどです。実は今、Mac Proほどのモンスターマシンではなくとも、高性能GPUを搭載したPCの需要が増えているのをご存じでしょうか。
一昔前は「GPU外付け」が当たり前だった
そもそも「GPUとは何か?」という方も多いでしょう。実は、PCの映像をディスプレイに映し出すための非常に重要な基本パーツの一つです。
といってもPCを使うときにGPUを意識する人はあまり多くないでしょう。今は多くのCPUにGPUが内蔵されています。PCで3Dゲームをプレイしたり、高度な動画編集をしたりする人以外は内蔵GPUで十分です。しかし、一昔前はディスプレイに映像を描画する機能がCPUに内蔵されていなかったので、GPUを別に用意する必要がありました。
当初、GPUは後から追加する拡張カードとして提供されたり、マザーボードというPCの主な基板に組み込まれていたりしました。当時はCPU内蔵のGPUは性能が低く、GPUを後から追加する使い方は珍しくありませんでした。近年は内蔵GPUの性能が十分に向上したため外付けGPUを搭載する必要性は薄くなり、CPUに内蔵される現在の形に落ち着きました。
当然、4K以上の高解像度ディスプレイや、より滑らかな3Dグラフィックスをスムーズに表示するにはGPUの能力が不可欠です。GPUの能力が不足すると、3Dゲームの動きがカクカクしてしまったり、表示に時間がかかったりします。
以前、私の連載で「日本も『eスポーツ元年』か いま熱いゲーミングPCの魅力」を紹介したように、PCでゲームをプレイするには、ある程度の高性能GPUを搭載したPCを用意しなければ快適には楽しめません。
さて、GPUがどのようなものかはお分かり頂けたと思いますが、GPUはディスプレイの表示という役割の他にも意外なところで活躍しています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
白木智幸のITフィットネス
パソコンやタブレット製品の知っているようで知らないポイントや、IT関連の難しいことを分かりやすくお伝えすることで、最新のテクノロジやITを楽しみながら、よりよい働き方・ライフスタイルにつながるエッセンスをご紹介します。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
「自分の個人情報が漏えいした……どうすれば?」 IPAが対処法公開
-
10
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR