記事を要約するAI、富士通が試験公開 言葉の表現を変えて54文字以内に
富士通は7月8日、AI(人工知能)を使って新聞などの記事本文を要約するシステムを開発し、企業向けにWebサイト上で試験公開したと発表した。要約したい文章を入力すると、180文字以内と54文字以内の2通りで要約文を作れる。
AIを使った自動記事要約システム。開発したのは、入力した記事全文から重要度の高い文章を抽出して文体を変えずに180字以内の要約を作る「重要文抽出システム」と、重要な文章を抽出した上で、言葉の表現を変えて54文字以内の要約を作る「生成型要約機能」の2つ。
重要文抽出システムは、従来のシステムに比べて人手と同等の精度で要約文章を作れるようになったという。生成型要約機能は、約8万件の記事と要約のデータから単語の削除、語順の変更、言い換えを学習したAIが、文中の単語や接続詞などをつなぎ合わせて要約文を作る。
同社は、新聞記事を人力で要約して他のメディアに配信する新聞社やオウンドメディアやSNSを活用した情報発信を行う自治体や企業への導入につなげたい考えだ。今回の試験公開を経て、今年後半の製品化を予定している。
同Webサイトには、新聞や雑誌などに掲載する顔写真をアップロードすると顔の背景を自動着色する機能も用意した。
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