ANA、分身ロボ「newme」普及に本腰 100体を東京・日本橋に設置へ 遠隔地からの買い物など実現
ANAホールディングス(HD)は11月27日、三井不動産と協業し、遠隔操作に対応したコミュニケーションロボット「newme」(ニューミー)を12月から東京・日本橋エリアに順次配置すると発表した。newmeを設置した特設ショップを期間限定でオープンし、遠隔地から買い物ができるようにする。2020年からはイベント会場やオフィスなどへの設置も進め、エリア全体に計100体のnewmeを投入する予定。
newmeは細長い胴体の上部に、10.1インチディスプレイを搭載したロボット。カメラやマイクも備えており、遠く離れた場所の様子を見たり、画面を介してビデオ通話したりできる。下部にはホイールを搭載し、タブレット端末を使った遠隔操作が可能だ。
体の不自由な人などが自宅や病院にいながら、newmeにデパートや観光地を巡らせて買い物や観光を楽しんだり、ビジネスパーソンが遠隔地から会議やカンファレンスに出席したり――といった用途を見込んでいる。
ANAHDは20年夏までに1000体のnewmeを実用化する予定で、今回の協業はその第一歩となる。20年1月には、日本橋エリアで開催予定の花をテーマにしたデジタルアート展「FLOWERS BY NAKED 2020-桜-」にnewmeを設置し、遠隔地からアートを見られるようにする。
3月には三井不動産が運営する宇宙ビジネス関係者向けのワークスペース「宇宙ビジネス拠点 X-NIHONBASHI」にnewmeを導入し、遠隔会議での利用を促進する。同月には日本橋エリアで暮らす人や働く人向けのフリースペース「flatto」への設置も進め、遠隔地からのサークル活動などへの参加を活性化する。
ANAHDは、最新テクノロジーを駆使し、あたかもユーザー自身がその場に存在するかのような遠隔操作体験を実現するサービスを「アバター」と呼称している。同社は「今後も多様なプレイヤーと連携しつつ、日本橋をアバター実装のショーケースとすることで、アバターの社会インフラ実装の加速と、日本橋における新たな産業の創造を図ります」とコメントしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR