リンガーハット、AIで売上予測 “店長の勘”頼りだった仕入れ、精度向上へ
長崎ちゃんぽんのチェーン店を運営するリンガーハット(東京都品川区)が、AI技術を活用し、日別・店舗別の売上を予測するシステムの導入を進めている。日本マイクロソフトが12月16日に開いた記者説明会で明らかにした。今秋からPoC(概念実証)を実施しており、本格運用を目指す。担当者が経験や勘に頼って立てていた目標の精度を向上させ、販売機会・食材のロスを削減する考えだ。
同社では、各店舗の店長が日別の売上目標を設定して原材料を発注する業務を担い、負担になっているという。同社の是末英一氏(情報システムチーム部長)は「ベテランの店長は天候や過去の経験から売上目標を立てるが、新人の店長や常駐のパートリーダーはそうした知見が少ないため、原材料の過不足をうまく予測できない」と指摘する。
そこで、同社はクラウドサービス「Microsoft Azure」上に、AIが売上を予測するシステムを構築。過去3年分の日別・店舗別のデータを基に、立地なども加味して売上を予測する仕組みという。
現在はPoCの段階だが、是末氏は「精度は満足できるレベル」と説明。今後、同社が運営するとんかつチェーン「浜かつ」などにも展開する計画だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
4
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
5
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
6
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
7
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
8
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
9
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
10
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR