賃貸サービス「OYO LIFE」運営元、ZHDとの合弁解消を正式発表 “黒船”と称されるもトラブル多発か
賃貸住宅サービス「OYO LIFE」を運営するOYO TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPAN(以下OYO LIFE)は12月19日、Zホールディングス(HD)との合弁解消を正式発表した。旧ヤフー(現ZHD)とインドのホテルベンチャーOYO Hotels & Homesの合弁で2018年7月に設立し、19年3月からオンラインで賃貸契約を締結できるサービスを提供していたが、開始から約9カ月で解消に至った。
合弁解消に当たっては、OYOグループがZHDからOYO LIFEの全株式を買い取り、100%株主になったという。解消の理由について、OYO LIFEは「OYOグループ、OYO LIFE、ZHDの3社で協議を重ね、それぞれの中長期的な戦略や目標を考慮した上で決定した」と説明している。
“黒船”と称されるもトラブル多発か
OYO LIFEは、物件探し、賃貸契約、退去手続きをスマートフォンアプリで完了できる賃貸住宅サービス。空き物件をオーナーから借り、サイトでマッチングしたユーザーに貸し出す仕組みで、敷金、礼金、仲介手数料は不要。日本の不動産業者と異なるサービス内容から、一部で“インドの黒船”とも称されている。
だが昨今は、複数のメディアが「物件オーナーから契約を巡る苦情が寄せられている」「住民とのトラブルが生じている」などと、運営体制の問題点を指摘していた。
18年7月~19年3月期は11億円の営業赤字
11月28日付の官報公告によると、18年7月~19年3月期の売上高は3598万円、営業損益は11億1243万円の赤字、純損益は11億1324万円の赤字だった。
OYO LIFEは今後もサービスを継続する。同社は「今回の株式取得は、今後のOYO LIFEのビジネスの成長を鑑み、さらなるサービス拡充を目指すOYOグループとしての戦略。今まで以上に、OYOグループの知見と資産を活用しながら成長を図る」とコメントしている。
OYO Hotels & Homesとソフトバンクグループとの合弁会社として19年4月に創業したOYO Hotels Japanについては、「出資関係に変更はない」としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
8
松本デジタル相、24.6万件漏えい可能性について説明 「既知の脆弱性を対応前に悪用」
-
9
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
10
「ランジェリーパープルじゃない」「買おうと思ってたのに」 iPhone 18 Pro/Pro Maxの色に落胆の声
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR