LINEに不正ログイン 被害者数は4000人超、乗っ取りや二次被害の可能性も
LINE社は2月26日、メッセージアプリ「LINE」で、4000人を超えるユーザーが2月に不正ログインの被害に遭ったと発表した。被害を受けたアカウントでは、購買に誘導するスパムの投稿があった他、アカウントを完全に乗っ取るためのURLも投稿されており、被害アカウントから二次被害が発生し得る状況だという。同社は被害発生を受け、不正ログインが起きないよう技術的に対応したとしている。
同社によると、最初の問題が報告されたのは2月13日。報告を受けて被害状況を調査したところ、不正ログイン後にユーザーの意図しない投稿が行われていたケースが4225件確認できたという。ほとんどは日本での事例だが、台湾で81件、タイで2件など、海外でも被害があったという。
【修正履歴:2020年2月28日午後4時 最初の問題の報告があった日付を2月16日と表記していましたが、LINE社が日付を13日と改めたため、それに併せて修正しました】
この不正ログインでは何者かに一時的にメッセージ機能を利用されるだけで、アカウント自体の乗っ取りは起きていないが、アカウントの完全な乗っ取りを目的としてLINEのパスワードやSMS認証コードを入力させるフィッシング行為も発生しているという。乗っ取りの被害件数は現在調査中。
乗っ取りを目的としたフィッシング行為では、不正ログインを受けたアカウントから友人のアカウントに対し、「最近はたくさんのLINEがハッカーに盗まれました。LINEは新しい2段階暗証番号を出して、アカウントセキュリティのためにこちらは成功でバージョンアップしました」(原文ママ)といった内容が、URL付きで投稿されている。LINE社は、このような投稿があったときにはアプリの機能から通報してほしいとしている。
同社は19日~24日にかけて技術的な対応策を複数導入した上で、「見に覚えのないログイン通知やメッセージ投稿を確認した場合、至急パスワードを変更してほしい」と呼び掛けている。
不正ログインの被害を受けたアカウントに対しては、24日にパスワード変更を促す通知を配信済み。そのうちパスワードを変更しなかったユーザーに対しては26日にパスワードの強制リセットを実施し、再設定を促すアナウンスをしているという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「ペンギンを返して」 Suica新キャラ候補3案公開でSNSに戸惑いの声 一般投票は8日から
-
2
大雨で「首都圏外郭放水路」稼働 濁流が“地下神殿”を満たすまでの動画公開 国交省
-
3
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
4
Duolingoの新アイコンが「気持ち悪い」 世界のユーザーから「元に戻して」の声
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用認め謝罪
-
6
メルカリ、くら寿司ちいかわ騒動巡りコメント 出品削除・禁止の有無は
-
7
くら寿司、「ちいかわ」グッズ不正で「警察と相談、厳正に対処」 メルカリと連携も
-
8
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
9
OpenAI、ミレニアム懸賞問題「ナビエ・ストークス方程式」をAIが解決したと発表 数学者は経緯に反発
-
10
Anthropicの研究者が退社し超知能の開発競争を猛批判──「来年末には制御不能になる可能性」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR