バッテリー発火の延焼を防ぐ「消火フィルム」 凸版印刷が開発 リチウムイオン電池や配電盤に
凸版印刷は2月3日、リチウムイオン電池や配電盤が発火した際、熱に反応して消火剤を放出する消火フィルムを発表した。2月から電池・電機メーカーに販売する。
凸版印刷のフィルム「GL BARRIER」とヤマトプロテック(東京都港区)が開発した消火剤を活用して開発。リチウムイオン電池などが不具合やショートで発火すると、消火効果のある微粒子を放出する。人体や環境に悪影響のある物質を使っていないため、消火時に有害ガスが発生しないという。
リチウムイオン電池の活用・高出力化が進む中、発火事故のリスクが高まっているとして開発した。リチウムイオン電池や配電盤、分電盤、コンセントケース、公共施設のごみ箱など、発火の可能性がある場所に貼り付けての利用を見込む。
2021年度までに関連事業を含め約20億円の売り上げを目指す。今後は消火フィルムの開発で得た知見を基に防災製品の開発を行うとしている。
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