FacebookのザッカーバーグCEO「データを捻じ曲げて利用されてがっかり」という全社書簡を公開
米Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOは10月5日(現地時間)、内部告発者の公聴会での証言を受けて書いた全社宛メッセージを自身のFacebookアカウントで一般にも公開した。
メッセージの冒頭で、同日発生した大規模障害についても短く触れた後、約1300ワードを費やして公聴会の証言や一連のWSJの記事について批判的な説明を展開した(ホーゲン氏を直接非難することはしていない)。
「今日の証言について、われわれが公開している討論について振り返りたいと思った」「われわれは、安全、幸福、メンタルヘルスなどの問題に深い関心を持っている。われわれの事業とそのモチベーションを誤って伝える報道を見るのはつらい」「主張のほとんどは無意味だ」という。
ホーゲン氏が密かに持ち出した内部調査データに基づく一連の報道について、「データを文脈から外し、誤ったストーリーを構築するために利用されるのを見るのはがっかりすることだ」とも語った。
若者の安全より企業利益を優先しているという主張については「私は子どもを含むすべてのユーザーに体験してもらいたいオンライン体験について考えることに多くの時間を費やしてきた。われわれのすべてのサービスが安全で子どもにとって良いものであることは私にとって非常に重要だ」と語った。
ホーゲン氏がFacebookのアルゴリズムはユーザーを長時間プラットフォームに引き止めることを最優先しており、その結果、ユーザーを分断し、怒りに向かわせる投稿が表示されるようになっていると主張したことに間接的に触れ、「利益のために人々を怒らせるコンテンツをプッシュしているなどという主張は非常に非論理的だ」とも語った。
同氏は以前から真実の審判者にはなりたくないと主張しており、若者を守る方法についても「民間企業がすべての決定を行うべきではないと思う。そのため、ここ数年、インターネット規制法の更新を提唱してきた」と説明。議会に規制を求めた。
「私は世界最高のソーシャルサービスを構築し続けるために行っているすべてのことを誇りに思っており、皆さんが毎日Facebookで従事している仕事に感謝している」という感謝の言葉で長文メッセージを締めくくった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
10
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR