フィッシングによる不正送金被害が過去最多 金融庁と警察庁が注意喚起
金融庁と警察庁は12月25日、フィッシングとみられる手口によってネットバンキングのIDとパスワードが盗まれ、預金を不正に送金される被害が広がっているとして連名で注意喚起した。2023年は11月末時点で被害件数が5147で、被害額は約80億1000万円と、いずれも過去最多を更新している。
SMS(ショートメッセージ)やメールなどで実在する金融機関の名前を騙り、フィッシングサイト(偽サイト)へ誘導してIDやパスワードなどを入力させるのが主な手口。年末年始は特に3大メガバンクを騙るフィッシングに注意が必要としている。
被害に遭わないための心構えとして、1)心当たりのないSMSなどは開かない、2)ネットバンキングの利用状況を通知する機能を有効にして不審な取引に注意する、3)金融機関のWebサイトにアクセスする際は、事前に正しいURLをブックマークに登録しておき、そこからアクセスするか、金融機関の公式アプリを利用する、の3点を挙げている。
またスマホやアプリでは、1)大量のフィッシングメールが届いている場合は、迷惑メールフィルターの強度を上げる、2)金融機関が推奨する多要素認証などを利用する、3)金融機関の公式サイトでウイルス対策ソフトが無償で提供されている場合は導入を検討する、4)PCのセキュリティ対策ソフトを最新版にする、などの対策を推奨している。
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