フリーランスになって初の「確定申告」やってみた “SaaSで申告”は楽にできるのか?(前編)(3/3 ページ)
請求書発行は「Misoca」を利用
続いて準備しておきたいのが、請求書発行SaaSだ。インボイス制度のスタートもあり「請求書を送ってくれ」という取引先は多い。請求書はExcelなどで作成してPDF化しメールで送信してもいいが、正直手間だ。請求額の管理などを行うためにも、SaaSを使うのが便利。
筆者が選んだのは、弥生が運営するMisocaだ。最大の特徴は、請求書を月間10通までは無料で利用できること。高機能な請求書発行ツールはいろいろとあるが、正直自営フリーランスならそこまで高機能さはいらない。寄稿先だって月に10社もあれば十分だ。
有料のSaaSも含めていくつか試してみたが、Misocaで特に気に入ったのは取引先の情報入力の補助機能だ。取引先を登録するときには、社名、法人番号、住所などを一つひとつ入力していく必要がある。ところがMisocaは取引先名を入力すると、国税庁の法人情報データベースを参照して法人候補を表示。そこから選択すれば、法人番号や住所などを自動的に入力してくれるのだ。
使ってみれば、この素晴らしさは実感できるのに、Misoca以外でこの機能を持ったSaaSを見たことがない。非常に素晴らしい機能だと思う。
また請求書を作成するときには、源泉徴収額を自動計算して請求書に記載することもできる。これを載せておかないと、請求額と入金額が一致しないので、意外と大事だと思う。また源泉徴収額は確定申告の際にそこそこ面倒な情報なので、こうやって自分の手元でも数字を把握できるようにしておくと便利だ。
ただMisocaのデータを連携できる会計ソフトは、弥生会計シリーズとfreeeの2つだけ。これが後ほど少々厄介なことにつながるのだった。
(後編につづく)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
2
VTuber「兎田ぺこら」グッズにSNSで風評被害→示談成立 「保護者同伴で謝罪などがあったため」
-
3
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
4
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
5
GMO不正アクセスの犯人サイト、ドメイン停止を確認
-
6
Anthropic、独自の“創薬活動”に着手 社員1人のバイオ企業を買収、小児難病の治療薬研究を進める
-
7
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
10
「対策を後回しにしたサーバが軒並み狙われている」 相次ぐ不正アクセスにラックCTOが警鐘
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR