パンクしないタイヤ、いよいよ公道実証実験へ──ブリヂストン コンセプト発表から11年
ブリヂストン(東京都中央区)は、空気を充填しない次世代タイヤ「エアフリー」の実用化に向け、公道での実証実験を3月中に始めると発表した。これを機に名称も変更。これまでの「エアフリーコンセプト」から“コンセプト”を外した。
実証実験は、ブリヂストンの開発拠点「Bridgestone Innovation Park」がある東京都小平市近郊の公道でエアフリーの特性や機能を検証する。今回から青いスポークを採用し、「日中から夕暮れ時まであらゆる明るさにおいて高い視認性を確保できる」という。
エアフリーコンセプトは、ブリヂストンが2013年に発表した次世代の“非空気入りタイヤ”。側面の特殊な形状のスポークで荷重を支え、衝撃を吸収する構造になっている。23年2月には出光興産(東京都千代田区)と共同で小型EVによる実証実験を行っていた。
スポーク部分は自社開発の特殊な樹脂製で、リサイクルも可能。ブリヂストンは、パンクの心配なしで空気圧の管理といったメンテナンスも不要になることから、「自動運転との組み合わせで、より高い安心・安全の実現を目指す」としている。
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