ニコン「Z6III」正式発表 最大120コマ連写に、6K RAW動画の内部記録も 公式ストアで43万円5600円
ニコンは6月17日、新型フルサイズミラーレスカメラ「Z6III」を発表した。「Z 6」シリーズの3代目にあたるモデルで、世界初の部分積層型CMOSセンサーを採用し、最大毎秒120コマの連写性能、6K RAW動画の内部記録などを実現している。公式ストア「ニコンダイレクト」でのボディ価格は43万5600円。
センサーに世界初の「部分積層型CMOSセンサー」を搭載。画素数は2450万画素で、センサーの読み出し速度をZ 6IIの約3.5倍に高速化した。映像エンジンは「EXPEED 7」を搭載しており、被写体検出性能を向上。人物(顔、瞳、頭部、胴体)、犬、猫、鳥、飛行機、車、バイク、自転車、列車の検知が可能。-10EVの被写体検出に対応しており、低照度下でもAF撮影を実現する。ボディ内手ブレ補正は最大8.0段をカバーする。
連写は最大毎秒120コマ、メカシャッターでは最大毎秒14コマ(電子シャッター使用時で毎秒20コマ)の撮影が可能。プリキャプチャーに対応しており、シャッター半押し時から記録を開始、シャッター全押しの1秒前にさかのぼって画像を記録できる。なお、120コマ連写はハイスピードフレームキャプチャー+(C120)設定時のもので、JPEGのみ、APS-Cクロップの約1060万画素での記録となる。毎秒60コマ(C60)時は2440万画素で記録可能。Z 9のC60よりも高画素という。
PC用ソフトウェア「NX Studio」を使うことで、設定したカラーを「カスタムピクチャーコントロール」として書き出し、撮影時に使用することで、仕上がりをイメージしながら撮影できることができる。また、ポートレート撮影などに最適な、ピクチャーコントロール「リッチトーンポートレート」を搭載。美肌効果機能もあり、肌のキメを調整することができる。
新サービス「Nikon Imaging Cloud」を使うことで、ニコンや、著名クリエイターが監修したカスタムピクチャーコントロールを「イメージングレシピ」として提供。レシピは最大9個までZ6IIIにWi-Fiで送信でき、撮影時に適用できる。Nikon Imaging Cloudにより、PCなしでのファームウェアアップデートが可能な他、Wi-Fi接続時に撮影画像の自動転送も可能に。事前に設定した外部のストレージサービスへ転送できる。
動画性能も大幅強化。12bit 6K RAW動画の内部記録に対応。N-RAWで最大60p、ProRes RAWで最大30p、5.4Kでは10bit ProRes 422 HQ(最大30p)/H.265(最大60p)の記録に対応する他、4K UHD撮影時は6Kからのオーバーサンプリングにより、Z 6IIよりも高い解像感で4K撮影でき、最大125分間の連続撮影(4K UHD 60p時)が可能。手持ちの動画撮影で威力を発揮する電子式手ブレ補正(1.25倍にクロップ)も搭載する。4K/120p(APS-Cにクロップ時)、フルHD/240pのハイスピード撮影に対応する。
ボディはマイナス10度にも耐える防塵防滴仕様。EVFはZ 6IIの約4倍、Z 9を上回る4000カンデラの高輝度表示が可能。OLEDパネルは576万ドットで、DCI-P3の広色域をカバーする。また、長年チルト方式を採用していた液晶パネルだが、バリアングル方式に変更となった。メモリカードはCFexpress TypeBとSDカード(UHS-II)のデュアルスロット、USB TypeC、HDMI TypeA、マイク入力(ライン入力対応)、ヘッドフォン出力に対応する。
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