知らないと損!?業界最前線
風呂キャンセル界隈も納得? LIXILの“布製”浴槽がマンション浴室を自由にする理由、企画した本人に聞いた(2/4 ページ)
シャワー派の増加にコロナ禍が後押し
bathtopeは、取り外せる布製の浴槽「fabric bath」を採用したシステムバスで、水回り・タイル国内事業で100周年を迎えたLIXILが、次の100年に向けて創設した新ブランドだ。「お風呂はもっと、自由でいい。」をコンセプトに開発された製品で、浴槽を折りたたんで収納できるため、浴室を広く使える。湯船に浸かりたいときは、浴槽を広げて壁に取り付け、お湯を張れば入浴できる。
bathtopeの発案者の長瀬さんは、長く浴室や水回りを担当しており、さまざまなアイデアがあったと語る。
「LIXILには、さまざまなイノベーション創発の取り組みがあります。その中で、2021年に『ミライBOX』という新しいコンセプトの公募があり、そこにbathtopeを応募しました。それ以前からライフスタイルの多様化により、シャワーだけで済ます人が増えてきていると感じていました。しかし日本人である以上、浴槽はなくせない。そんなニーズに対応できるプロダクトはつくれないかと考え、応募しました」(長瀬さん)
2021年は、コロナ禍により在宅時間が増えたことでDIYやプチリフォームをするなど、住んでいる家をより快適にしたい人が増えてきたタイミングだった。そこで長瀬さんが生み出したのが、シャワールームと使いたいときだけ設置できる浴槽の組み合わせだった。そしてこのbathtopeは、コンセプトが評価され、ブランド創設と製品化につながった。
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