CES 2026
Meta、「Ray-Ban Display」の新機能を発表 グローバル展開は供給不足で延期に
米Metaは1月6日(現地時間)、「CES 2026」でAIスマートグラス「Ray-Ban Display」の機能強化を発表した。テレプロンプター機能やEMG(筋電)ベースの手書き入力機能などがCES会場で披露された。また、販売地域の拡大を当面見送る方針も明らかにした。
テレプロンプター機能は、Ray-Ban Displayの内蔵ディスプレイを“視界内の原稿表示装置”として使う機能。スマートフォン上で用意したテキスト原稿をグラスに送信すると、右レンズ内のディスプレイに表示され、ユーザーは前方を見たまま内容を確認できる。表示位置は視線の邪魔にならない範囲に固定されており、外部からは見えない設計としている。手の動きで操作するリストバンド「Meta Neural Band」でページをスクロールできる。Metaは、例えばプレゼンや講演で、視線を落とさずに原稿を読みながら話せる機能と紹介した。
EMG手書き入力はNeural Bandのジェスチャー認識を活用し、平面上に指で文字を書くことでメッセージ入力を可能にするというものだ。物理キーボードや音声入力に頼らない入力手段として位置付けている。
これらの新機能は早期アクセスとして展開される見込み。なお、現在このAIスマートグラスは米国でのみ販売している。
同社はまた、Neural Bandと米Garminの統合車載プラットフォーム「Unified Cabin」を組み合わせたデモを披露した。まだ実証実験段階だが、Neural Bandのジェスチャー入力をUnified Cabinのインフォテインメント機能の制御に活用するというものだ。走行中に3本の指の動きでメディア再生、ナビゲーション、デジタルキーなどの機能を操作できる可能性が示された。
MetaはRay-Ban Displayのグローバル展開について、当初予定していた英、仏、伊、加への2026年前半の販売開始を見送ることも発表した。米国での需要が予想を上回っており、在庫が極めて限られているため国際販売を一時停止し、まずは米国内の受注に注力すると説明している。
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