Xの自動翻訳で「言葉の壁」崩れる 開発者「史上最大規模の文化交流が始まった」 ただし誤解を危惧する声も
既報の通り、生成AI「Grok」を使ってXの他言語のポストを自動的にユーザーの言語に翻訳する機能が3月30日から日本のユーザーに拡大された。今後は翻訳ボタンを押す必要がなくなる他、日本人の投稿が海外ユーザーに届きやすくなりそうだ。
自動翻訳システムを手掛けたxAIのテクニカルスタッフ、保立怜さん(@rayhotate)の投稿によると、30日に日本語ユーザー側でもGrokによる自動翻訳を広げるという。またiOS向けの開発に携わったX日本法人のエンジニア、Yuki Obuchi (新野ユキ)さん(@obuchi_yuki)は、自動翻訳のオプトアウト(オフにする方法)を動画付きで解説。「特定の言語向けにオフにするのも非常に簡単です」としている。
“BBQ交流”で日本人の投稿が米国でバズったようなことが今後も起こる可能性がありそうだ。Xのプロダクト開発責任者であるニキータ・ビア氏は3月29日、BBQ交流のバズを「初めての出来事」と紹介し、「アルゴリズムがあらゆるルールを排除した証拠」とポストした。Xのアルゴリズムが「言語の壁」を無視してエンゲージメントのみを基準に重要度を判断したため、日本人の投稿が米国のXユーザーに多く表示されたという分析だ。
その上でビア氏は「史上最大規模の文化交流イベントがついに始まった」と宣言。X日本法人の公式アカウントも「日本のX好きが世界に急速にバレ始めています...!」とポストしている。
Xユーザーの反応は賛否両論だ。「これで海外のフォロワーさんと、より仲良くできます」「すごい! 言語の壁が無くなっていく瞬間ですね」など好意的な意見が多く見られる一方で、「内輪ノリもそのまま海外に届くようになると誤解や予期せぬ反応が増えそうで複雑」「誤訳のせいでよく喧嘩になったりしてます」など、意図と違う受け取られ方をする可能性を危惧する声も。他にも宗教観や政治的な話題などセンシティブな話題で誤解や衝突が生じることをおそれる投稿も複数みられた。
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