AnthropicのAIツール「Claude Code」でコード露出、ソースマップの誤混入で
米AnthropicのAIコーディングアシスタント「Claude Code」のソースコードにアクセス可能な状態になり、その内容が3月31日(現地時間)に拡散した。同社は米VentureBeatなどに対し、「これはセキュリティ侵害ではなく、人為的なミスによるリリースパッケージングの問題だ。再発防止策を講じている」と説明している。
Claude Codeは、同社が提供するAIコーディング支援ツールで、開発者による機能構築やバグ修正、タスクの自動化などを支援するコマンドラインインタフェース(CLI)アプリだ。
今回の問題は、Anthropicが公開したClaude Codeのnpmパッケージ(バージョン2.1.88)に、誤ってソースマップファイルが含まれていたことが原因だ。このファイルを通じて、TypeScriptで記述された多数のソースコードにアクセスできる状態になっていたことが判明した。
この事象は、セキュリティ研究者のチャオファン・ショウ氏がX上で関連情報を指摘したことで表面化した。その後、コードの内容はGitHub上などで共有され、開発者コミュニティの間で急速に拡散した。
Anthropicは、顧客の機密データや認証情報の漏えいは確認されていないとしている。一方で、公開状態となったコードを巡っては、一部の開発者の間でメモリ構造などの解析が進められているほか、Pythonなどを用いてスクラッチから再実装する動きも見られる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
6
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
7
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR