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» 2004年12月01日 00時00分 公開

十人十色〜Moneyには、その人なりの使い方があるMS Money活用座談会

MS Moneyをどう使いこなすか。今回は実際にMS Moneyを役立てているというユーザー4人の方に集まってもらって、その活用法や利用上のテクニックについて話を聞いた。Money=資産管理のソフトだが、その人のライフスタイル次第で、どうやら十人十色の使い方があるようだ。

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――これまでMS Money 2005の利用法について話を進めてきたんですが、今回は実際にMS Moneyを使っているユーザーの方4人にお集まりいただいて、よりリアルな話を聞かせていただこうと思います。MS Moneyの良いところ、悪いところ、MSへの要望など、忌憚のないところをお聞かせください。

出席者

56歳、技術コンサルタント、夫人は専業主婦

44歳、大学勤務医兼開業医、夫人はピアニスト

41歳、某社の開発エンジニア、夫人は地方公共団体勤務

35歳、某都市銀行勤務、夫人は事務所勤務

T氏:口座を一元管理できるところ。あれは便利ですねぇ。一度使ったらやめられない。私は関西弁で言う“いらち”(せっかち)なんですが、銀行に行って記帳したり、入金を確認したりする作業がうっとうしくてたまらなかった。その点、MS Moneyなら外貨預金口座から証券口座まで一括してオンラインで管理できる(MS Money体験版のダウンロードはこちらから)。

Y氏:そうですねぇ、あれは忙しい人やせっかちな人にはうれしい機能ですね。特にMS Money 2005からは明細の自動ダウンロード機能が加わりましたしね。私はまだMS Money 2004のユーザーなんですが、司会のNさんはもうお使いとか。どうですか?

――いや、なにもしなくても記帳されていく。便利ですよ。ちょっと怖いぐらいですね(笑)。銀行によっては紙の通帳をやめると、利用料がタダになる特典があったりするんです。で、この際、完全ペーパーレスに移行したんですが、まだなんかフワフワした感じがする。慣れでしょうけれどね。

S氏:うーん、みなさんがうらやましい。実は私のメイン口座は、とある地方銀行で、まだMoney非対応なんです(Money対応金融機関の一覧)。私は投資運用の管理から家計管理、ライフプランナーまで利用していて、“Moneyのヘビーユーザー”を自負しているんですが、肝心の口座管理だけ、まだフルに使えない。これはMoney側というより、金融機関側の問題なんでしょうが、銀行はどんどん対応してほしいですね。

――それと同じ口座名義の場合、一口座しか電子通帳化できないなどといった制約がある場合もありますね。

K氏:ああ、それはウチの銀行もそうです。Sさんの話ですが、銀行って本能的に顧客データを自分のところで囲い込みたいというところがあるんですよ。地銀さんのような地域密着型の金融機関ほどそれが激しい。

 本来、顧客サービスを考えたら一つのソフトで一括して管理できたほうがいいんですよ。でもそれをするとなんかお客さんを取られるような感じがする。自動明細ダウンロードができる金融機関がまだ限られているのも、そのせいでしょうね。そのあたりのカルチャーが変わってくれば、利用できる銀行も増えてくるでしょう。けれど、これがなかなか難しい……。マイクロソフトの方もおそらく苦労されているでしょう。

Y氏:あと、これは要望なんですが、個人用と家計用のMoneyって別々にできないんでしょうかねぇ?

――とおっしゃいますと?

Y氏:ウチの場合、収入はダブルインカムで、銀行口座も別々に持っています。家計は双方からある割合で持ち出す仕組み。だから家計管理やライフプランなんかは二人で見たい。親から受け継いだ病院を建て替えたりしたので、きちんと生活設計しないといけないんですよ。

 でもお互いにヘソクリとかもあって、自分の手持ち資産をすべてはさらけ出したくない(笑)。とはいえ各自の資産・口座と家計は密接に結びついているので、それぞれのMoneyと家計用のMoneyがあってそれを連携させられるとか、ログインのアカウントでうまく情報をマスクできるとか。

T氏:ああ、確かにそういう機能があると便利ですね。今、自分のMS Moneyはとてもカミサンには見せられませんから(笑)

 私は最近、ネットでモノを買うことが多くて、だからオンライン系銀行の利用度が高いんです。以前はクレジットカードで買っていたけど、明細書が届くと、カミサンが勝手に開封していた。で「これはなによ」と(笑)。その点、オンライン銀行は便利ですよ。ネットで買ったものの支払いも、オークションで売ったものの入金もみんなオンラインの中で完結している。もうお金はバーチャルですね。で、もしMS Moneyを家計管理に使うようなことがあっても、そこだけは見せられない。

――みなさん家計管理にはMS Moneyを使われているんですか。

T氏:私は使ってませんね。口座管理と投資・運用の部分だけ。

S氏:私は使ってます。Tさんほど余裕がないので(笑)、家計管理を徹底して余剰資金を出すようにしています。で、ライフプランと組み合わせて、住宅ローンの返済や老後の資金計画などを練ってます。住宅ローンを早期に返済して、その後、老後用の資金を貯めるというプランを立てているんですよ。これはライフプランナーをいろいろ使ってみて、出た答えなんです。

Y氏:使ってはいるけど、ざっくりですね。あんまり細かいデータは入れていない。

 さっき話したような事情で、現時点では僕だけがMoneyを使っているんです。で、月々のローン返済にどれだけあてられるとか、預貯金にどれだけまわせるとか、あるいは子どもが3人私立なので、その教育費を見積もるとか、そういった用途に使っています。家計簿的な使い方はしていない。病院(医院)ですので、一般的な個人とは違うところもありますし。

K氏:ウチはスーパーで買ったもののレシートも、費目に分けて一つ一つ入れてますよ。元々、結婚以来、家計簿は私がつけていたので、その延長線上でやってます。

――そういう意味でMS Moneyって面白いソフトですよね。口座管理からライフプランナーまで、お金に関する多様な機能を持っているけれど、無理して全機能を使おうとする必要はない。自分が使いたいところだけ使えばいいんですよね。10人いれば10人なりの使い方がある。同じ家計管理でも丸々家計簿代わりという使い方から、簡単な予算管理用まで、その人のニーズに合った使い方をすればいい。「投資と運用」の部分はいかがです?

T氏:ポートフォリオ機能が便利ですね。元々外資系コンピュータ会社に勤めていたので、そのとき取得した本社の持ち株とか、行使したストックオプションとか。それに米国株とかもけっこうある。おかげで証券会社も国内外バラバラ。投信も割とハイリスク・ハイリターンな国際株式型や国際債券型を中心に、自分で選んで運用しています。それを一つにまとめて見られますから。

Y氏:僕はTさんほどアグレッシブにやっていません。国内株をいくつか持っています。証券投資口座はネット系証券オンリーですね。情報もYahoo!ファイナンスとかMSNマネーとか、オンラインで得ることが多いかな。

 これは希望なんですが、MSNマネーでは、Moneyの口座管理と同じように各種のオンライン取引もここから一括してできるようになるといいですね。今は「見積もり」とか「オンライン取引」という項目があっても、実際は特定の企業の宣伝であることが多いから……。もちろん商品情報として参考にはなりますが。

――どの企業を表示させるかカスタマイズはできるけど、金融機関の充実度と比べると、証券や保険などの対応は確かにまだ少ないですね。これはこれからの課題でしょう。

K氏:私も“投資家度”はYさんと同じぐらいですね。最近、銀行も給料が渋いので、あんまり運用資金がない(笑)。どちらかというと短期の売買を繰り返して、利ザヤを抜くほうです。だから「投資の種類別運用実績」とか、実績が一覧表示できる機能はとても便利です。

S氏:住宅ローン返済優先型なので、現時点では投資はあまりアグレッシブにはやってません(笑)。完済したら資産運用モードに移りますので、そのときはよろしくお願いします。現時点では会社の持ち株会とストックオプションの管理が主ですね。ストックオプションが選べるのは面白い機能だと思いました。

T氏:うん、この手の個人向けソフトとしては、扱える品目は比較対象がないぐらい多いでしょう。でもまだまだあるでしょうね。投信も多様化しているけど、今のところ(モーニングスターからの)比較情報が得られるのは証券型と債券型など伝統的なものだけ。商品先物なども未対応だし。実際にやるかどうかは別にして、情報としては見たいですね。でもそこまでやるのは大変でしょうが。

――そうですね。マイクロソフトでは、このソフトをあまり特殊なソフトにせず、一般的な個人の方が幅広く資産管理に使えるようにするよう指向しているのではないかと感じています。最後に皆さん、Moneyに対する要望などはありますか?

T氏:やっぱりセキュリティでしょう。銀行口座や証券口座の残高・取引実績といった、個人情報としても一番致命的な部分を扱うソフトですからね。今でも当然配慮しているんでしょうが、ユーザーとしては一番気になる部分ですね。

S氏:そう、認証の部分とかですよね。今はMS Moneyのログインにはパスワード入力。MSNマネーを利用する際にはPassportの情報を使っているんでしょうか。これは使い勝手とトレードオフにはなるでしょうが、不正なアクセスとか、情報の改変とかが絶対ないようにしてもらわないと。MS Money 2005で盛り込まれた自動明細ダウンロード機能とかが普及して、電子通帳化が進んでいけば、私たちが頼る情報はそこしかなくなりますからね。

Y氏:使っている人にとって、MS Moneyはそれだけ重要なソフトになってしまうんですよね。このことはマイクロソフトの開発者の人にもぜひ感じてほしいなぁ。セキュリティが担保されていないと、安心して使っていけませんからね。こうしたソフトが普及していくためにも、“安心感”は絶対条件でしょう。

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提供:マイクロソフト株式会社
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia Biz.ID編集部/掲載内容有効期限:2004年12月31日