12番目のWordとOutlookに言いたいこと(2/4 ページ)
書式変更のLive Previewでは、カーソルを各種のフォントや書式オプションに合わせると、文書が変化する。これに慣れるまでには少し時間がかかる。
書式を選択しないのであれば、カーソルをオプションから離すとこの機能は消える。これはマストな機能ではないが、書式を変更するとどうなるのかがもっと簡単に分かるようになる。
Document Themesは、文書のフォントと色のセットを簡単に選んだり、ほかのセットに変更したりできる素晴らしい機能だ。従って、Word 12はほとんどのオフィスにあるカラープリンタを活用できる。
Word 12で書き物をしていて感じたのは、これまでのバージョンで使ってきた臨機応変なやり方を続けるというよりは、従うべきワークフローを与えられているということだ。タブからタブへの移動に慣れきったらこの感じは消えるかもしれないが、今は書く(Write)、ページをレイアウトする(Page Layout)、作業を見直す(Review)ことが別々のプロセスのように感じられる。
Word 12では、文書をAdobe Acrobat PDFファイルフォーマットで保存することができる。これは延び延びになっていた機能だ。だが、PDFファイルを読み込んで編集することはできない。
今の初期の段階でも、Word 12は非常にいいワープロソフトだ。一番よく使われる機能をもっと簡単に使えるようにするという点は成功だが、幾らか調整を加えるのが妥当だろう。Saveボタン、Undoボタン、Redoボタンをタスクバーから移動してサイズを大きくするなど、Microsoftにやってほしい変更は幾つかあるが、そうした点でもっといい代替選択肢はすぐには見あたらない。
最後に、Office 12ではこれまでのどのバージョンのWordよりも簡単に見栄えのいい文書が作れる。
Outlookの「ワイド画面」バージョン
Outlook 12で大きく変わったのはタスクペインが追加され、to-doリストにアクセスしたり、限られた範囲で予定表を表示できる点だ。わたしはこれをOutlookの「ワイド画面」バージョンと呼んでいる。その理由は(4ページ目の)スライドショーの4番目の画像を見れば分かるだろう。この画像はわたしのDell製ノートPCでキャプチャしたものだ。
Outlookはどうにかほとんどの情報を表示できるようにしたが、いろいろなものが圧縮されている。だが、わたしの19インチのデスクトップモニタやワイド画面ディスプレイではちょうどいい見え方になる。
これについては文句を言いたいことが1つある。わたしはOutlookのto-doリストを使わないので、今表示されているよりもたくさん予定表の項目を表示したいのだ(予定表のウィンドウペインはスライドダウンしないようだ)。この小さな予定表で気に入っている点は、ミーティングが常にOutlookに表示されるようになっており、忘れにくくなっているところだ。
「Instant Search」は、Outlook以外のアプリケーションを使わずに、Outlook情報の検索をスピードアップする新機能だ。わたしはこれまで、Outlook情報を検索するのにデスクトップ検索を使っていた。Office 2003の検索は非常に遅いのだ。
Instant Searchは瞬時に検索できるわけではないが、このβ版でも十分高速で便利だ。
Outlook 12のUIに大きな変化はないが、編集用UIはWordのタブ&リボン機能をある程度活用している。また、SharePointサーバとの統合が向上している。これはOffice 2003では悲しくなるほど不完全だった。ほかに大きな変更があるとしても、今のところはまだ見つかっていない。
βリリースの不手際
Editorial items that were originally published in the U.S. Edition of “eWEEK” are the copyrighted property of Ziff Davis Enterprise Inc. Copyright (c) 2011. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
新作「鬼武者」にハマったマンガ家が熱弁する、他とは違う“パリィ”の魅力とは?
-
2
経営「AIでラクして早く帰って」→社員「帰らない」 工数最大9割減のDeNAも悩むAI効率化の壁
-
3
“自動で耳コピ”アプリ、ヤマハが無料公開 音源読み込み→3分でピアノ譜に
-
4
肖像画をChatGPTに読み込ませて出力→加工して納品 委託先による著作権侵害で、小学館「サライ.jp」が謝罪
-
5
YouTube、収益化基準を2027年に大幅引き上げへ 新規参加条件が従来の2倍に
-
6
なぜGoogleで「ロリ」が検索できなくなったのか SEO専門家の見方
-
7
「労働時間を長くしたい」男性3%・女性6%……どんな人? 東大が調査
-
8
トランプ大統領、「AI Force」創設を表明 「AI脅威論はでっちあげだ」
-
9
Googleの「Gemini」も能力テスト中に実在企業3社に侵入──WSJ報道
-
10
河川監視のライブカメラ水没か――千葉豪雨、村田川の映像が水中に 「こんなの初めて見た」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR