UMPCと「陰山メソッド」
「Ultra-Mobile PC」(UMPC)を活用する国内初の事例となる立命館小学校(京都府北区)。高校までの一貫教育を掲げて開校した同小の副校長を務める陰山英男・立命館大学大学教育開発支援センター教授は、「百ます計算」や漢字を徹底的に反復学習する「陰山メソッド」の考案者として知られる。
陰山教授は4月4日に都内で開かれたUMPCの発表会に出席し、「徹底反復はコンピュータの得意技」とUMPCへの期待を語った(関連記事参照)。
陰山教授は広島県尾道市の土堂小学校長として陰山メソッドを導入し、児童の学習効果向上に効果があったという。手腕を買われ、新設校で陰山メソッドを実践していく。
陰山メソッドは「限られた内容を単純な方法で徹底的に反復」する学習法。ペンによる手書き入力が可能なTablet PCやUMPCを使えば、漢字の書き順チェックなどを自動化するなどして効率化できるという。
例えば新出漢字200字を指導する場合、紙のノートでは1時限当たり7~8字の指導が限界だが、手書きの電子教材なら13~14字に増やせるという。その分前倒しで学習を終了でき、残りの時間は反復学習にあてられる。学習履歴を保存できるのも電子化のメリットだ。
小学館は5月から、ネットで学習できる「電脳陰山メソッド」のモニターサービスを行い、9月には本サービスを開始する計画だ。陰山教授は「こうしたネット学習は海外在住者からの要望が高かった。UMPCと無線LANがあればどこでも教室になる」と期待していた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
大和証券、22万件情報漏えいか 顧客約11万人の口座番号も
-
2
個人向けGeminiのモデル選択が厳格化 無料ユーザーが使えるのは「Flash-Lite」のみに
-
3
大阪公立大、システム障害で1週間近く休講に 出願期間中で入試にも影響
-
4
日経社員のGoogle Workspaceに不正ログイン 1646人分の個人情報漏えいか
-
5
「Androidのマイナンバーカード」提供へ 20日から 物理カードなしでも本人確認など可能に
-
6
渋谷区でシステム障害、窓口業務を縮小 復旧の見通し立たず
-
7
「OpenAIの文化は壊れている」──安全性報告書を統括した従業員が退社し、寄稿
-
8
「焼肉きんぐ」個人情報約1079万件が漏えい 公式アプリのシステムに不正アクセス ほぼ全会員分に相当
-
9
タイムズカー漏えいで集団訴訟の動き、登録3000人弱 呼び掛けた弁護士に聞いた──「謝罪で済む案件ではない」
-
10
パチンコ店の入場抽選アプリ「777CON-PASS」に不正アクセス 行動エリアやプロフ写真など流出か
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR