　米Googleは10月5日、同社のブログ検索「Google Blog Search」のためのpingサービス「Google Blog Search Ping Service」を発表、サービスを開始した。個人のブロガー、ブログサイト運営者のいずれも利用可能。このサービスを利用すると、Googleによるサイト巡回の対象として登録される上、ブログの更新情報が、より早くGoogleのBlog Searchのインデックスに反映されるようになる。

　Google Blog Searchへのpingの送信は、「Google Blog Search Ping Service API」を利用して自動で行うことができるほか、手動での送信も可能。

　既に多くのブログサイトなどが、検索エンジンに対してping送信を行っているが、Google Blog Searchでは、今後もそうした他社システムからのpingを従来通りカバーする。しかし、Google Blog Search Ping Serviceを利用して直接ping送信を行うことで、反映に要する時間が短縮されるだろうとしている。

　Googleでは、Webサイト管理者向けツールGoogle Webmasterの一部として、自分のWebサイトのURL情報をGoogleに送り、検索結果への反映をより確実にする「Google Sitemaps」を公開している。今回発表されたpingサービスは、ブログ専用ツールとしてSitemapsと共存・補完するものとしている。

Google、Web管理者向けサイト「Google Webmaster Central」を開設
GoogleのWebサイト巡回に関する情報提供や、自分のWebサイトへのGoogleの巡回を確実にするためのツールなどが含まれる。
Google Sitemapsに新機能追加
クエリー統計機能では、自分のサイトがGoogleの検索結果に表示されるきっかけとなったキーワードの上位20種類が表示されるようになった。
Google Sitemapsに“Google八分”通知機能
刷新版のSitemapsは、ポリシー違反でWebサイトが検索インデックスから削除された場合にオーナーに通知し、インデックスへの復帰を要求するフォームも提供する。