BillboardのヒットチャートにYouTubeの再生回数を反映

[ITmedia]

　ポピュラー音楽のヒットチャートを提供する米音楽誌Billboardは2月20日、総合チャート「Hot 100」の集計方法を変更し、Google傘下のYouTubeの公式動画再生データを加算すると発表した。この変更は、21日発表のHot 100とその関連チャートから反映される。

　音楽産業におけるYouTubeの影響はもはや無視できない規模になっている。米国では無名だった韓国のアーティストPSYの「江南スタイル」の大ヒットはYouTubeなしでは考えられなかった。

　最近では「Harlem Shake」が江南スタイルと同じような動きを見せており、今週、YouTubeの再生チャートでは1位、Billboardの親会社であるNielsenのダウンロードチャートでは3位だったが、YouTubeのデータを加味しないBillboardのHot 100では15位だった。