Operaブラウザの開発者版にネイティブな広告ブロック機能追加
ノルウェーOpera Softwareは3月10日(現地時間)、デスクトップ(WindowsおよびMac OS X)版Webブラウザ「Opera」の開発者版をアップデートし、ネイティブな広告ブロック機能を追加したと発表した。
ネイティブな、というのは、米GoogleのChromeやMozillaのFirefoxのような拡張機能としての追加ではなく、アプリ自体に組み込んだという意味だ。従来の拡張機能は、URLやページ内の要素がブロックリストに該当するかどうか判定するのに時間がかかっているが、Operaはネイティブなコードとアルゴリズムを採用したことにより、判定速度を大幅に削減したとしている。同社の調査によると、広告ブロック機能を有効にした場合、ページの読み込みがChrome+広告ブロック拡張機能(AdBlock Plus)の場合より平均で45%高速という。
使っているフィルターはAdBlock Plusと同じ「EasyList」だ。
Operaの広告ブロック機能は初期設定では無効になっている。メニューバー右端の盾アイコンをクリックすることで、Webページごとに無効/有効を設定できる。
同社は公式ブログで「広告はウェブの成長を助け、数百万のWebサイトに人々が無料でアクセスすることを可能にしてきた」としつつも、広告の肥大化によるページ読み込みの低速化だけでなく、マルウェアの危険やプライバシー問題への危機感が高まっていると指摘する。
Operaは広告ブロック機能の追加とともに、広告主に対して「重い」広告が引き起こす問題を理解するためのツールの提供も開始した。「それによって広告業界が目指すべき変革を加速させるものと確信している」という。
技術的な背景などはこちらの日本語ブログを参照されたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「命の砂時計」連呼のGMO会見──熊谷代表の発言にXではツッコミ続出
-
2
GMO熊谷代表、涙の謝罪会見でも“熊谷節”さく裂──「31年間、もうけるという言葉は使ったことがない」
-
3
GMO熊谷代表、会見で改めて謝罪 SNS投稿巡り「配慮が欠けていた」
-
4
ロゴ画像用の公開領域に顧客ファイルも保存 GMO系シングルサインオン、4.5万人分漏えい
-
5
アットコスメ、会員約300万人分の情報漏えい 不正アクセスで
-
6
ニコニコレンタカー、免許証画像の事前登録を廃止 保存済み画像も全削除 サイバー攻撃の増加受け
-
7
「楽天銀行から数百万が勝手に移動」「残高が0に」……楽天証券のシステム不具合、連休中に発生
-
8
総務省、GMO攻撃者サイトの「ブロッキング」を通信各社に要請 報道
-
9
渦中のGMO、熊谷代表の発信は“火に油”か? 「経営トップが自ら広報」の功罪
-
10
楽天証券、顧客情報362件が漏えいか NTTデータ委託先に不正アクセス
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR