これが1つあるとカメラマンのワークフローにいくつもの変化が起きる。例えば撮影旅行に行ったとき、ノートPCに画像を吸い上げたら、そのバックアップとしてエクストリーム ポータブル SSDに大事なデータをコピーしておく。そしてPCとは別に保管しておくと安心だ。
小さいのでどこかに置き忘れそう、と思ったらエクストリーム ポータブル SSDのリング部分にカラビナを付けてカバンやリュックに装着すればいい。スマホで所在が分かるBluetooth対応の「紛失防止タグ」系アイテムも付けておくとさらに安心かも。
しかもエクストリーム ポータブル SSDは、頑丈で防じん防滴なのだ。なんとストレージなのにIP55準拠。粉じんの舞う場所でも内部への侵入はなく、いかなる方向からの水(飛沫)を受けても有害な影響が生じない。だから過酷な撮影に持っていっても安心。
水辺での撮影でその場でデータを吸い上げなきゃいけないときも、エクストリーム ポータブル SSDなら安心。
砂が舞ったり雨が降っていたりしても問題なく使える。
その場合、心配すべきはノートPCの方だろう。でも一度エクストリーム ポータブル SSDにデータを吸い上げちゃえば、落としたりぬらしたりしちゃっても、一番大事なデータは保全されるのだ。
旅先ではいつ何が起きるか分からない。ノートPCやカメラは壊したり落としたり盗られたりしても、買い替えたり、保険に入っていればある程度は補償されたりするはずなので、なんとかフォロー可能だ。でも撮影したデータは違う。
旅先で事故や事件に巻き込まれたら、最初に保護するべきは自分自身、2番目はカメラやPCではなく撮影データだ。そういうとき、軽くて薄くて防じん防滴で、ぬれても落としても大丈夫なポータブルSSDは欠かせない。
仮にエクストリーム ポータブル SSDを紛失したとしても、見られたくないデータは、専用のセキュアアクセスソフト「SanDisk SecureAccess」を使ってファイルを暗号化しておけば保護される。紛失したり盗られたりはしたくないけれども、いつ何が起きるか分からないのが旅先なので。
もう1つ。エクストリーム ポータブル SSDには、データ復旧ソフト「レスキュープロ デラックス」の1年間利用権が特典として付いてくるので、何かの手違いで撮影データを消してしまった場合でも復旧できる可能性がある。しかもこの利用権、エクストリーム ポータブル SSDの購入から1年間ではなく、使い始めてから1年間有効。何かが起きてからでは遅いとはよく言うけれど、何かが起きてから1年間も使える大変うれしい特典なのだ。
いくら薄くて軽くて頑丈だからといって、バックアップ用にだけ使うのはもったいない。額面通りのスピードが出るのなら、メインの写真ストレージとして使うべきなんじゃなかろうか。
というわけで速度を測ってみた。
わたしのメインマシンはMacなので、まずはMac用のディスクスピードテストアプリ「BlackMagic Disk Speed Test」を。
映像機器メーカーが作成したベンチマークなのでそのストレージで映像を扱った場合どのくらいのパフォーマンスが出るか、という表示になっているけれども、とりあえず「読み書きの転送速度」をチェックするべし。
まずはUSB 3.0接続の普通のHDD(回転数が多くない廉価なドライブのもの)がこちら。
まあ速くはないが、普段よく使ってて特に気にならない速度。
では、エクストリーム ポータブル SSDを測ってみよう。
予想以上に速かった。4倍以上。これ、Mac側のインタフェースがUSB 3.1対応なら(うちのは3.0なのだ)もっと速かったのかも。
いやあ一桁違うとは思わなかった。
でも、実使用ではどうなの?
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