というわけで、11.35GB分の画像データ(実際に小旅行で撮影したもの)を内蔵HDDからコピーしてみよう。
コピー時間を正確に出すために、ファイル同期ソフトを使っている。
まあ、「内蔵HDDから読み出す」時間やファイルごとの転送になるので、あまり差はつかないはず……と思ったらこの結果でした。
なんと2倍以上の差が。
PC本体側がUSB 3.1 Gen 2に対応したUSB-C端子を持っていればさらに快適に使える。
ってことは、これを日常の写真ライブラリ用として使えば、その分画像をSDカードから吸い上げたり画像を開いたり現像したり保存したりが快適になるってことじゃないか。大量の写真をまとめて現像して書き出すとか、すごくいいじゃないか。
モバイル系のノートPCはCPUパワーはけっこう上がってるのだが、ストレージがSSDなので標準モデルでは256GBくらいしかない。写真を保管するには心許ないサイズなのだ。
エクストリーム ポータブル SSDを写真ストレージとして常時つないで使えば、その心配もなくなる。
そしてすごく軽くて薄いので、出先で作業したり撮影旅行へ行くときはノートPCと一緒にバッグに入れて持ち歩けばいいのである。
写真の管理に「Lightroom Classic」を使っているのなら、カタログと写真データの保管場所を両方ともエクストリーム ポータブルSSDのドライブに指定する。そうするとエクストリーム ポータブル SSDの中で作業が完結するし、読み書きも速いのだ。
USB 3.1 Gen2に対応したPCを使っているならなおさらだ。
ついでに、ノートPCの内蔵ストレージは圧迫しないので大量に撮影したときも安心。
SSDは消費電力も少ないのでPC側をバッテリー駆動で使ってもあまり問題にはならないだろう。
この方法のいいところは、帰宅して大画面のデスクトップPCを使うときも、エクストリーム ポータブルSSDをそっちのUSB端子につなぎ替えるだけでOkな点。
カタログも元データも一緒に保存しておけば自宅でそのまま作業の続きを行えるのだ。
PCを買い替えても、つなぎ直すだけなので手間もない。
同時に、自分の作品を入れて持ち歩けば、いつでもそれを見せられる。
ただ、小さくてどっかに置き忘れたりバッグの隅に紛れ込んで行方不明になるかもしれないので、ストラップやカラビナと紛失防止タグは入れておきたいかも。
かくして過酷な環境でも壊れない頑丈なフォトストレージとして、旅行時のバックアップストレージとして、あるいは日常の写真ストレージとして、幅広く使える次世代のストレージなのだ。とくに大量にRAWで写真を撮る人や、4Kで映像を撮る人、しかもスタジオや撮影先で編集したりチェックしたりしたい人にはすごくありがたい製品だと思う。
製品名 | サンディスク エクストリーム ポータブル SSD | ||
---|---|---|---|
型番 | SDSSDE60-250G-J25 | SDSSDE60-500G-J25 | SDSSDE60-1T00-J25 |
容量 | 250GB | 500GB | 1TB |
インタフェース | USB Type-C/USB Type Aポート、USB 3.1(Gen 2/Gen 1)、USB 3.0/2.0ポート | ||
サイズ | 49.55(幅)×96.20(高さ)×8.85(奥行き)mm | ||
重量 | 38.9g | ||
対応OS | Windows 10/8.1/7、Mac OS High Sierra、Sierra、Mac OS X El Capitan | ||
実売想定価格(税別) | 1万6000円前後 | 2万8000円前後 | 4万7000円前後 |
保証期間 | 3年間 | ||
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:サンディスク株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2018年6月10日