UberやAlphabet、電動スクーターシェアリングのLimeに出資、UberアプリでLime利用可能に
自転車および電動スクーターシェアリングを運営する米新興企業Limeは7月9日(現地時間)、3億3500万ドル(約371億円)の増資を発表した。
今回の増資をリードするのは米Googleの親会社、Alphabetの投資部門であるGV(旧Google Ventures)で、GVのパートナーであるジョー・クラウス氏が取締役になる。これまでの出資社であるAndreessen Horowitzなども引き続きLimeを支援する。
今回新たに米配車サービスのUberも“かなりの額を”出資した。また、Uberは電動スクーター市場におけるLimeの戦略的パートナーとして協力していく。その一環として、Limeの電動スクーター「Lime-S」をUberとの共同ブランドにし、Uberアプリ経由で利用できるようにする計画だ。
Limeは2017年創業のカリフォルニア州サンマテオに拠点を置く自転車・電動スクーターシェアリング企業。特別な「ドック」が不要で、道ばたにある自転車あるいはスクーターをアプリで解錠し、乗り捨てられるのが特徴。
「われわれは単なる自転車シェアリング企業ではなく、“ムーブメント(移動)”の企業だ。都市や大学キャンパスでの移動だけではなく、社会経済格差間の移動、消費至上主義と環境劣化の社会から環境保護と社会的責任を重視する社会への移動を目指す」という。
現在、サンフランシスコのベイエリア、ワシントン D.C.、マイアミ、オースティンなど50以上の米国の都市で運営している他、6月にはスイスのチューリッヒとフランスのパリでもサービスを開始した。
自転車あるいは電動スクーターによるシェアリングサービス市場は拡大しており、Uberは4月にシェアサイクル企業JUMP Bikesを買収した。Uberと競合する米Lyftは2日、米シェアサイクル大手のMotivateを買収すると発表。独Volkswagen Groupは4日、カーシェアおよび電動スクーターシェアサービス「WE」の計画を発表した。
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