ニコニコ超会議2019
今年の超会議、目玉は「VTuber」 来年はどうなる?(1/2 ページ)
4月27日に開幕したドワンゴの大規模イベント「ニコニコ超会議2019」(4月27~28日、千葉・幕張メッセ)では、バーチャルYouTuber(VTuber)関連ブースが昨年に比べて大幅に増えている。
ニコニコ超会議2018では「超バーチャルYouTu“BAR”」と題し、VTuberと一対一で会話できるブースが用意されていたが、スペースとしては1ホールの8分の1程度の大きさだった。
今年は1ホールの半分を占める「VTuber Fes Japan 2019」ステージを構え、VTuberたちがトークやライブなどを行っている。その他「超バーチャル握手会」「バーチャルカラオケ」などVTuber関連のブースでホール8のスペースを固めた。
経営体制変更で「ニコ超」どうなる
今年も多くの来場者で賑わっているニコニコ超会議だが、一方で今年2月のカドカワグループ決算を考えるとあまり明るい状況ともいえない。
2月にドワンゴの親会社であるカドカワが発表した決算説明資料によれば、ドワンゴはniconicoの有料会員減少やスマートフォン向け位置情報ゲーム「テクテクテクテク」の不振などで減損損失37億円を計上した。
グループ経営体制刷新のため、ドワンゴの社長に夏野剛氏が就任。ドワンゴは3月に、テクテクテクテクや人工生命観察プロジェクト「ARTILIFE」(アーティライフ)、汎用AI研究の「ドワンゴ人工知能研究所」などの終了や閉鎖を相次いで発表。赤字事業に大鉈を振るった。
ニコニコ超会議は2012年に始まって以来、2016年まで事業の決算を公開しており、毎年数千万~数億円の赤字を出していた。赤字でも続けるのは「ユーザーに楽しんでもらいたいから」(ドワンゴ)としているが、17年と18年は赤字額の公開をやめた。
今年の各種入場券は昨年に比べ、300円程度値上げした。
昨年のニコニコ超会議来場者数は16万1277人で過去最高だった。会場からの生放送を視聴した「ネット来場者」数は612万1170人で、16年(約554万人)、17年(約505万人)の減少傾向から増加に転じている。
来年のニコニコ超会議が今までと同規模で開催できるのか、今年の入場者数は一つの指標になりそうだ。
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