Microsoft、「Universal Print」発表 プリンタサーバをクラウド化し、プリンタドライバが不要に キヤノンと対応機種も開発中
この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「マイクロソフト、「Universal Print」を発表。プリンタサーバをクラウド化し、プリンタドライバ不要、集中管理へ。キヤノンと対応プリンタを共同開発中」(2020年3月4日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
アプリケーションのクラウド化や仮想デスクトップの導入などによって、PCをネットワークに接続すれば、それだけでアプリケーションが簡単に利用できるようになってきました。
これによって企業の情報部門は、社員がさまざまな業務アプリケーションをいちいちインストールしなければならない、という手間を大幅に削減できました。
しかしプリンタ周りについては、プリンタサーバを導入し、ユーザーのPCそれぞれにプリンタドライバをインストールしてもらうなどの面倒な手間がいまだにかかります。
そうした課題を解決するため、米Microsoftはクラウドベースのプリントソリューション「Microsoft Universal Print」を発表しました。
Universal PrintはプリンタをActive Directoryによって組織全体で統合管理し、集中してモニタリングやコンフィグレーションの設定などが可能になるとともに、PCにいちいちプリンタドライバをインストールしなくても、クラウド経由でオフィスのプリンタに印刷させることができるようになります。
また、Universal Print対応のプリンタであればプリンタサーバは不要となり、ネットワークに接続するだけで利用可能。現在Microsoftはキヤノンと共同でUniversal Print対応プリンタを開発しているところです。
Universal Printに対応していない既存のプリンタは、Universal PrintプロキシアプリケーションをインストールしたPCに接続することで、Universal Printに対応できます。
これによってプリンタもネットワークにつなぐだけで利用できるようになり、しかも集中管理可能になるわけです。
クラウドベースのプリンタソリューションとしては、米Googleがクラウド経由で印刷を可能にするGoogleクラウドプリントを提供しています。しかしGoogleクラウドプリントは今年の12月31日で終了することがすでに発表されています。
MicrosoftのUniversal Printはそれと入れ替わるように登場することになります。
Universal Printは現在プライベートβ。正式リリース日はまだ発表されていません。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
コミックシーモア、不正アクセスの可能性でサービス停止 メンテ終了時期は未定
-
2
「『楽天カード公式』から詐欺メール」報告相次ぐ ドコモメールに公式マーク付きフィッシング、一部企業の認証設定に脆弱性
-
3
研究者グループ、中国Tencentのクラウド上の“逸脱”AIエージェント群と交信 報告書の隠しテキストで呼び込む
-
4
Tesla、新型「Roadster」発表 SpaceX技術で“飛べる”モデルも 日本でも予約受付中
-
5
緊急地震速報発表→すぐ取り消し 震度7予測も、実際は震度1 アラートに困惑の声
-
6
Microsoft、3つの国際的な犯罪ネットサービスを解体へ 日本狙った詐欺がきっかけ
-
7
人気Web制作ツール「Studio」全ユーザーの情報漏えいか フォームに送信された内容、外部APIキーなども
-
8
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
9
「セキュリティソフトも売ってるのに」ソースネクスト会員情報漏えい、パスワード含む最大2252万件 API不正利用される
-
10
Microsoft、社内エンジニア数万人を対象に「Claude Code」「Copilot CLI」導入の影響を分析 生産性どう変わる
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR