スマホで「G-SHOCK」をカッコよく撮る方法 「MTG-B2000」はモデルとしても有能だった

新しい時計を手にしたら、そしてすごくカッコよかったらつい写真に撮ってついシェアしたくなるというもの。今回は最新のG-SHOCK「MTG-B2000」を被写体として野趣あふれる写真撮影に挑戦した。スマホで。

» 2020年09月30日 10時00分 公開
[荻窪圭PR/ITmedia]
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 新しい時計を手にしたら、そしてすごくカッコよかったらつい写真に撮ってつい友人知人にシェアしたくなるというもの。カシオ計算機の耐衝撃ウォッチ「G-SHOCK」、それも「MT-Gシリーズ」の最新モデルともなれば、そのワイルド感や強さやゴツくてカッコいいフェイスをさりげなく撮りたい。

「MTG-B2000」

 手元にあるのは11月に発売予定の最新G-SHOCK「MTG-B2000」(税込12万1000円から)だ。新しいG-SHOCKを手に遊びに行った時、「ああこれカッコいいな」「撮っておこう」って感じでスマートフォン(今回はiPhone 11 Pro)でさらりと撮る。その方がG-SHOCKらしいなと思うのである。カッコつけないけどカッコいい、みたいな。

最初に掃除

 常時身に付けている腕時計は、当然手で触るので汚れている。とくにG-SHOCKは汚さないように大事に使うより、一緒に冒険したい、大自然の中に草を分け入って進むのが似合いそうな時計だ。

 そうすると当然指紋がついたり、汚れがついたりする。肉眼では気づかなくても、写真にすると目立つのだ。日差しが当たると指紋だけが浮いて見えたり、ホコリが光っちゃったりする。それを防ぐためには、撮る前にさりげなく掃除である。

カメラのレンズを掃除するためのペンが役に立つ

 わたしが愛用しているのは、カメラのレンズを掃除するためのペン。片側がホコリを取るブラシ、もう片側がレンズふき用のチップになっていて、ウォッチフェイスの隅の細かい部分までふきやすい。MTG-B2000のごついルックスはホコリもたまりやすいが、これなら携帯性も高いので便利だ。

MTG-B2000の特徴1:ごついルックスの下にある「デュアルコアガード」とは?

デュアルコアガード構造のイメージ

MTG-B2000では新たに「デュアルコアガード」構造を採用している。先代「MTG-B1000」で採用したメタルコアガードが進化したもので、ボディの側面をほぼ覆うメタルコアガードの中にカーボン製モノコックケースを入れた二重構造。その名の通り、2つのガードで時計の心臓部(コア)を守る。


背景と光の向きが大事

 では無造作に撮ってみる。大事なのは背景だ。勝手なイメージだけど、G-SHOCKに似合うのは自然。それも無造作にポンと置いた感じがいい。

 カメラの特性として、被写体が近ければ近いほど前後がボケやすいってのがある。でも近すぎるとピントが合わない。なのでピントが合う範囲でなるべく近付く。すると特に“背景ボケ”モードなどを使わなくてもそこそこボケてくれる。

わざと長い芝を手前にかぶせたのがミソ

 今回の被写体はベゼルのカラーリングがフルメタルっぽくてカッコいいので、ちょっと斜めから撮って立体感を出す。ベゼルの赤と黒い文字板の「バイカラー」(ツートーンカラー)がポイントだ。

 わざと横向きに倒して立体感を出す。その時、竜頭(りゅうず)が上になるように置くべし。竜頭側の方が表情があるからね。そして、小技「スマホ逆さもち」。

スマホを逆さに持つとローアングルで撮りやすい。後で180度回転させれば完成
画面上は逆さになるけど気にしない。上下は自動的に補正されるから気にしない。タッチAFでピントを盤面に合わせるのが大事

 スマホを逆さに持つとより地面すれすれから撮れるので迫力が出る。スマホはカメラがボディーの端についてるので、それを生かすのである。

ローアングルで撮影し、正方形にトリミングしたもの

撮ったものをそのまま使わなくて大丈夫

 特に今回はメタリックなツートーンのベゼルがカッコいいので、そこに光が当たるアングルで撮影したい。

 撮ったあとでもっと強調したい、と思ったら、ささっとトリミング。そして彩度をあげたり影になっているシャドウ部をちょっと持ち上げたりするといい感じになる。

 スマホのカメラはレンズが広角なのであまり近寄って撮るとピントが合わなかったり、スマホの影が落ちたりしやすくなる。そんな時はわざとちょっと引いて撮ってあとでクロップ(トリミング)したり、その場でデジタルズームする。

 スマホカメラの画像サイズは、iPhoneに限らず1200万画素前後が主流になっている。SNSなどに投稿してスマホで見る場合、300万〜400万画素もあればもう全く問題ないので、周辺の800万画素分は捨てちゃっていい。

MTG-B2000の特徴2:スマホとつながる「スマートフォンリンク」

MTG-B2000の便利な機能の一つに「スマートフォンリンク」がある。時差がある移動の際にも、移動先で到着時にボタン操作せず現地時刻に合わせて自動でタイムゾーンを補正することができる。


 盤面をピシッと見せたい時もトリミングをうまく使うべし。日差しがじゃまをしない場所で正面から、映り込みはなるべく端に来るようにとり、あとで処理する。

 今回はフリーの写真加工アプリで「グロー」(光沢)効果をかけて仕上げた。このとき、わざと中心を外すのがポイントだ。今は無料の写真アプリでも高機能なものがたくさんあるので、いろいろと探してみるといい。目的が友人知人とのシェアなら加工して盛りまくっても構わないのだから。

グローフィルターを使って柔らかく光るような感じに。カッコよくなるのでおすすめ

 撮影していてふと気が付いた。バンドの内側は素材が違うのだ。金属ではない素材が内側を覆っている。

バンドも新構造に

MTG-B2000の特徴3:新レイヤーコンポジットバンド

先代のMTG-B1000はムク駒(駒はバンドをつなげる部品)にファインレジンのプレートをはり付ける構造だったが、今回はMIM(Metal Injection Molding:金属粉末射出成型)によって作られた中空構造のムク駒を採用し、中に入り込むようにファインレジンのパーツを組み込んでいる。パーツ同士の結合度合いが増し、頑強さを損なわずにファインレジンの部分を増やしたことで、MTG-B1000に比べてバンドは15%(26g)の軽量化を果たした。


 前モデルに比べてベゼルのメタリック感を増しつつ軽量化したMTG-B2000。どうカッコよく仕上げるか、G-SHOCKのどういう状況がカッコよく見えるのか、それはもう人それぞれなので、最後に思い切り渋い方向にふった写真も撮っておこう。

 華やかに仕上げたり、渋く重厚に仕上げたり。MTG-B2000は実に撮影しがいのある被写体だった。

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提供:カシオ計算機株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia NEWS編集部/掲載内容有効期限:2020年10月29日

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