東京五輪、閉会式の世帯視聴率は46.7％で歴代3位 ミュンヘン大会に及ばず

[ITmedia]

　ビデオリサーチは8日に行われた「東京2020オリンピック」閉会式の平均世帯視聴率が46.7％（関東地区、速報値）だったと発表した。過去の五輪閉会式の中では3位だった。

8日の主な五輪中継と番組平均視聴率（出典はビデオリサーチ）

　閉会式はNHK総合テレビで8日の午後7時58分から放送した。17日間におよぶ熱戦を振り返る映像と花火で始まり、宝塚歌劇団による国歌斉唱などで盛り上げた。2024年パリ大会に引き継ぐためのイメージ映像も公開した。

　視聴率は午後9時過ぎまでの前半で46.7％を記録。台風関連のニュースを挟んで9時23分に再開した後は39.8％に下がった。

　過去のオリンピック閉会式の中では1964年の東京オリンピック（63.2％）と1972年のミュンヘンオリンピック（46.9％）に次ぐ数字になった。

1964年の東京オリンピックは閉会式でも63.2％を記録した

1972年のミュンヘンオリンピックは朝の放送にもかかわらず46.9％を記録した

　7月26日に行われた開会式の視聴率は56.4％で、歴代夏期オリンピックでは1964年の東京オリンピックに次ぐ2位だった。

閉会式では2024年パリ大会への引き継ぎも行われ、これに合わせて東京スカイツリーはトリコロールカラーでライトアップした