満足度の高いSaaSツール
満足度の高い「勤怠管理システム」 “大規模で複雑”な大手企業に強いサービスが1位に【2023年3月版】
従業員の勤務状況を把握・管理するための勤怠管理は、どの企業も必ず実施している業務の一つだろう。従業員が働きすぎていたり、法令違反になっていたりしていないか、確認することは企業の責務だ。
就業時間や日数、残業時間の記録は古くはタイムカードなどで実施するケースが多かったが、近年はシステムを導入する企業が増えている。実情を反映した正確な記録が求められていることや、ワークスタイルの多様化によりオフィスの外から記録する必要が出てきたことなどが背景にある。
勤怠管理システムにおいて、ユーザー満足度が高いサービスはどれだろうか。IT製品のレビューサイト「ITreview」によると、満足度1位は「バイバイ タイムカード」。2位が同率で「kincone」と「ハーモス勤怠 by IEYASU」だった。
1位のバイバイ タイムカードは、ネオレックスが提供する勤怠管理システム。出勤・退勤の打刻方法は、タブレット端末やスマートフォンによるQRコードの読み取り、ICカードを端末にかざすことによる読み取り、指静脈による生体認証など、多彩にそろえており、ニーズに合ったものを選択できる。
支店や工場など多くの拠点の勤怠管理を一元化し、リアルタイムで管理できることに加え、企業や業種に合わせたカスタマイズも可能。拠点数や勤務体系の種類が多いなど、複雑な勤怠管理に対応できることが強みだ。特に、従業員数が多く、勤怠管理が複雑な大手企業での実績が豊富で、従業員1000人以上の規模の市場で高いシェアを獲得しているという。
レビューの総合満足度は、5点満点中4.2点となっている。項目別では「導入のしやすさ」が4.5点の高評価を獲得。「管理のしやすさ」「サポート品質」のスコアも高かった。ユーザーからは「手計算による手当や休暇付与日数の算出に費やしていた時間を割く必要がなくなった」「リアルタイムで打刻確認ができ、本部店舗間の確認がスムーズにできるようになった」などといったコメントが寄せられている。
2位のkinconeは、ソウルウェアが提供する勤怠管理システム。勤怠管理や交通費精算にかかる時間やコストを削減することを念頭に設計されている。勤怠登録は、通勤に利用している交通系ICカードを端末にタッチする方法のほか、チャットツールやアプリによる打刻も可能。スケジューラーやワークフローツール、給与システムなど、外部システムとの連携も充実しているため、さまざまな局面で作業工数を削減できる。
同じく2位のハーモス勤怠 by IEYASUは、ベンチャー企業にとっての使いやすさを追求した勤怠管理ツール。IEYASUが提供する。人事実務の専門家との共同開発によって、ベンチャー企業に必要な機能を精査。シンプルで使いやすい設計にしている。また、勤怠データをもとにした分析レポートも豊富にそろえる。従業員数30人以下であれば基本機能を無料で提供している。
このランキングは、ITreviewの「勤怠管理システム」カテゴリーで30件以上のレビューを獲得しているサービスの中から、満足度順に集計して作成した。(2023年3月29日時点)
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