「婚活・恋活」にAI活用、20歳から39歳男女の3分の2 「模擬問答」で客観的意見求める

 20歳~30歳代の男女の3人に2人が、結婚や恋愛の相手を探すための活動「婚活・恋活」に、AIを利用しているー。そんな調査結果が公表された。悩みを打ち明ける相手として「AIは友人より相談しやすい」という人が85.7%にのぼった。AIが恋愛においても存在感を高めている様子が浮き彫りとなった。

AIを「婚活・恋活」に利用する20歳~30歳代の男女は3分の2にのぼっている(写真と記事は関係ありません)

プロフィールや返信内容に反映

 調査は今年7月、マッチングアプリ「with」を運営するエニトグループ傘下のwith(東京都渋谷区)が、全国の20〜39歳の未婚男女1510人を対象にアンケート形式で行った。

恋愛や恋活でAIを「活用している」と答えた人は66.2%(with提供)

 20歳から39歳で、「婚活や恋活」にAIを活用するという人は66.2%に上り、使った人の74.3%が「役に立った」と実感していた。

 AIから受けた助言で実際に行動を変えた人は86.2%と約9割を占めた。変えた行動の内容では、プロフィール文の修正(50.8%)、自己紹介文の修正(46.9%)、返信の内容やトーンの変更(45.6%)が多かった。

「友人より相談しやすい」8割強

 「AIは友人や知人より相談しやすい」と感じる人は85.7%に上り、2位の友人(65.5%)を大きく引き離した。「気を使わなくてよい」(79.6%)「人に言いづらいことでも話せる」(61.5%)ことが理由に挙がった。

 相談の「本音度」では、「かなり本音で相談している」(51.6%)と「ある程度本音で相談している」(31.4%)を合わせて8割超が、AIに深く頼っている実態が示された。

AIの助言で変えた行動はプロフィール文の修正が50.8%で最多(with提供)

 回答者の声を拾うと、「同時進行しているマッチ相手ごとにスレッドを立てて整理して相談している」(男性30代)、「AIは自分に寄り添った回答をしがちなので、相手側を装って自分のプロフィールを見せ、『こんな人からいいね来たけど』と客観的な意見を聞く」(男性30代)といった、AIの特性を踏まえた使い方が見て取れた。

 AIを活用する場面に関する質問では男女に違いがみられた。仕事では男性が77.5%と女性の65.3%を上回るのに対し、「恋活・婚活」では女性が60.7%と男性の53.8%より高かった。

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