品切れだった「HHKB Studio」販売再開、今後は継続的に入荷へ

» 2023年11月29日 14時16分公開

[ITmedia]

　リコー傘下のPFUは11月29日、人気で在庫切れになっていた小型キーボード新モデル「HHKB Studio」について、販売再開のめどが立ったと発表した。

　英語配列（PD-ID100B）は11月30日、日本語配列（PD-ID120B）は12月5日に販売を再開。準備ができたオンライン店舗から順次販売する。各4万4000円。

　安定供給する製造体制も整ったため「商品は継続的に入荷する」という。

直販サイトより

　また、直販サイトでの販売は「転売を禁止している」ため、「大量注文や過剰な複数回の注文など転売目的での購入の懸念があると当社が判断した場合は、規約違反として注文をキャンセルする場合がある」としている。

　HHKB Studioは、HHKBシリーズで初めてポインティングデバイスを搭載。スワップ可能なメカニカルキースイッチ、ジェスチャーパッドも採用した。

「HHKB Studio」でPFUが狙う新しいユーザー層とは？　あとポッチを赤くしてみた
正直、「HHKB Studio」はもっと賛否両論あるのではないかと思っていました。なにしろ、キースイッチの変更があり、これまでにない大きな要素が2つも追加されたからです。
「HHKB Studio」が、静電容量無接点スイッチを採用しなかったワケ　担当者に聞いた
HHKBといえば、エンジニアにとって必要かつ最小限のキー配列と同じぐらい、東プレ製の静電容量無接点スイッチを採用していることが大きな特徴となっている。新作「HHKB Studio」では、スイッチが変更されたことでSNSでは残念がる声も多く見られたが、なぜPFUは静電容量式ではなくリニアタイプのメカニカルスイッチを採用したのだろうか。
マウス操作できる「HHKB Studio」新登場　キースイッチは交換可能、ジェスチャーパッドもある
リコー傘下のPFUは、小型キーボード「Happy Hacking Keyboard」（HHKB）の新モデル「HHKB Studio」を発表した。同シリーズで初めて、ポインティングデバイスやスワップ可能なメカニカルキースイッチ、ジェスチャーパッドを採用している。