Google、スマートウォッチ「Pebble」のOSをオープンソース化 創業者がPebble復活を予告
米Googleは1月27日(現地時間)、2016年に事業を終了したスマートウォッチメーカー「Pebble」の基本ソースコードを、オープンソースとしてGitHub上に公開した。これに合わせ、Pebble創業者のエリック・ミギコフスキー氏がブログを更新。オープンソースのPebbleOSを使った、新しいPebbleの開発を予告している。
Googleが公開したのはPebbleのOSの主要部分。通知、メディアコントロール、フィットネストラッキング、カスタムアプリや文字盤のサポートなど、スマートウォッチの基本機能を含む。ただし、チップセットサポートやBluetoothスタックなど一部の独自コードが除外されている。Googleは、Pebbleアーキテクチャにより、「軽量なシステムにより、リッチなユーザーエクスペリエンスと非常に長いバッテリー寿命を実現できる」としている。
Pebbleはミギコフスキー氏が08年から開発を始めたスマートウォッチで、12年にKickstarterに登場すると当時最高額の資金調達を達成。4年間で200万台以上を販売し、1万6000以上のアプリと文字盤が世に生まれた。16年の事業終了後、一部の資産がFitbitに買収され、その後FitbitをGoogleが買収したことで、OSなどのPebbleの資産もGoogleの管理下に置かれていた。
今回のソースコード公開は、販売終了後も製品サポートを継続している「Rebbleプロジェクト」の活動を支援する目的で実施されたもの。ミギコフスキー氏のブログによると、「Googleの友人に、PebbleOSをオープンソース化できるかどうか尋ねたところ、OKと返事が返ってきた」とし、1年をかけて、Google内のチーム(元PebbleのGoogle社員を含む)などと取り組んできたという。
新モデルはオープンソース化されたPebbleOSを採用し、既存のPebbleアプリや文字盤との互換性も維持するという。ミギコフスキー氏は開発のための新会社を設立。「投資家から資金を集めたり、大きなチームを雇ったりすることは考えていない」「重要なのは持続可能性。クールなガジェットを作り続け、Pebbleを将来にわたって長く続けていきたい」としており、小規模でスタートするようだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「命の砂時計」連呼のGMO会見──熊谷代表の発言にXではツッコミ続出
-
2
ロゴ画像用の公開領域に顧客ファイルも保存 GMO系シングルサインオン、4.5万人分漏えい
-
3
GMO熊谷代表、涙の謝罪会見でも“熊谷節”さく裂──「31年間、もうけるという言葉は使ったことがない」
-
4
日本郵政「ゆうID」不正ログイン、他社で流出したパスワード使うリスト攻撃か……2段階認証必須に
-
5
渦中のGMO記者会見、責任の所在はどこに? 熊谷代表が語った“グループ内の力関係”
-
6
GMO熊谷代表、会見で改めて謝罪 SNS投稿巡り「配慮が欠けていた」
-
7
Anthropic、IPO申請書を修正 7~9月売上高は約170億ドル、インフラ契約額は約8954億ドル
-
8
Marvell、光通信技術のLumentumを約18兆円で買収 AIデータセンターの高速化に対応
-
9
Apple、第4四半期として過去最高の増収増益 ターナスCEO初の決算「Siri AIはずっと望んでいたSiri」
-
10
AI学習への利用拒否をrobots.txtで一括指定へ OpenAIやGoogleなどが対応表明
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR